私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実

有田芳生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163668406
ISBN 10 : 4163668403
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,274p
20cm,274p
20cm,274p

商品説明

2005年5月で没後十年。今も根強い人気を誇るテレサ・テンの真実とは?彼女と生前に約束した伝記執筆のため取材、執筆を続けているフリージャーナリスト・有田芳生による、十年に及ぶ取材の集大成。天安門事件抗議集会で歌った幻の名曲CD付!

内容詳細

スパイ説、本当の死因、中国政府の罠、天安門事件との繋がり…全ての謎の答えはこの本にある!没後十年、いま明かされる「アジアの歌姫」の真実。

目次 : 第1章 想い出の余白/ 第2章 ふたたびの/ 第3章 時の流れに身をまかせ/ 第4章 悲しい自由/ 第5章 冬のひまわり/ 第6章 春を待つ花

【著者紹介】
有田芳生 : 1952年京都府生まれ。出版社勤務ののちフリーとなり『朝日ジャーナル』で霊感商法批判キャンペーンに参加。同誌休刊後『週刊文春』などで統一教会報道や、都はるみ、阿木燿子、宇崎竜童、服部真澄、石堂清倫などの人物ノンフィクションに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • A.T さん

    「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」…などで有名なテレサ・テンが、1989年天安門事件前の中国の自由化を求める集会で歌ったのが「私の家は山の向こう」。大陸から台湾へ逃れた兵士の望郷を歌った「家在山的那一邊」をあの時、独裁制でなく自由を求める叫びに置き換えたテレサの強いメッセージを感じさせる選曲だ。日本演歌の狭いジャンルに収まりきれないテレサの存在感に驚き。こういう話はどうして没後にしか出てこないかなぁ。1995年5月8日、タイのチェンマイで死亡…あまりに孤独で悲惨な最期。

  • つちのこ さん

    宇崎真・渡辺也寸志著『テレサ・テンの真実』に続けて手に取った。前著と比べてみると、こちらのほうがテレサ・テンの生きざまに迫った内容になっている。謎とされた私生活や政治思想にも深く切り込んでおり、不世出の歌姫を知るうえで好感が持てる。また、本書では中国陰謀説にまで発展したスパイ説については否定的に捉えている。しかし、それら不協和音は、圧倒的な存在感を持った歌姫の、私たちに残されたものは彼女の歌がすべてであり、今となってはどうでもよいことだと思わずにはいられなかった。(2009.12記)

  • kera1019 さん

    精神汚染だとその歌声を中国全土で禁じられ、中国の統一政策と台湾の対立に翻弄され、テレサ•テンの中国でのコンサートが国家レベルの課題になるなど、一歌手が与える影響としては余りの大きさに驚きます。中国人、ケ麗君として中国の民主化を望む気持ちとテレサ•テンという立場の乖離が生んだ影についてはわかりませんが、天安門の前で政治的色彩のないコンサートを開きたかったという想いは感じられた気がします。

  • Crystal.B さん

    テレサ・テンの歌は、昔、よくカラオケで歌っていました。さまざまな思いを抱えて歌っていたのだなと改めて思いました。海外、特に欧米の芸能人は自分のポリシーを鮮明にします。あの東洋的でたおやかな風貌からは想像できませんでしたが、きちんと自分の意見を主張できる人で、それが仇になってしまい、とても残念です。

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人物・団体紹介

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有田芳生

1952年京都府生まれ。出版社を経てフリージャーナリスト。統一教会、オウム真理教事件等の報道にたずさわる。2010年に民主党から立候補して参議院議員となり、拉致問題、差別、ヘイトスピーチ問題などにとりくむ(〜2022年)

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