高木徹(ジャーナリスト)

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大仏破壊 バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか

高木徹(ジャーナリスト)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163666006
ISBN 10 : 4163666001
フォーマット
出版社
発行年月
2004年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高木徹 ,  
追加情報
:
20cm,341p

内容詳細

9.11同時多発テロの前に、アフガニスタンで破壊された大仏遺跡。その背後には、ビンラディンとアルカイダの周到な計画があった。バーミアンの大仏破壊に秘められた衝撃の真相とは…。本格ノンフィクション。

【著者紹介】
高木徹 : 1965年東京都生まれ。1990年東京大学文学部卒。同年、NHKにディレクターとして入局。福岡放送局などを経た後、報道局勤務。NHKスペシャル「民族浄化 ユーゴ・情報戦の内幕」(2000年)、「バーミアン大仏はなぜ破壊されたのか」(2003年)、「情報聖戦アルカイダ 謎のメディア戦略」(2004年)などを担当。著書『戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争』(2002年、講談社刊)で講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第36回(2005年)大宅壮一ノンフィクション賞。 2001年3月のバーミヤン大仏破壊、そして 9/11に繋がる経緯を記した本である。 タリバンは世界の文化遺跡をなぜ破壊したのか?それが、9/11にどう繋がっていくのか? 今もなお 止まることのないテロの連鎖 …ソ連軍撤退からの歴史を、オマルと ビンラディンとの因縁を 本書は丹念に語る。 オマルと ビンラディンの対比が 興味深いのだが…今も続くテロの恐怖の始まりを振り返るには ちょうど良い本だった。

  • ようはん さん

    あの9.11事件の前史とも言うべき内容で破壊されたバーミヤンの破壊された2体の石仏はツインタワーの前哨ともいえる。一時は国際社会に歩み寄りを見せつつあったアフガニスタンのタリバン政権があくまでも外部の人間に過ぎないアルカイダのビンラディンによって豊富な金と物資、そして軍事力の援助により次第に政権の主導権を握られ石仏破壊に至るまでの狂気に染まっていく過程が書かれており、9.11等のテロ以外でのビンラディンという男の恐ろしさを感じた。

  • James Hayashi さん

    一度は訪れてみたいと思っていたバーミアンの仏像遺跡。しかしソ連の侵攻があり、2001年の春、9.11を前に破壊されてしまう。高さ55メートル、1000年以上の歴史がある文化の賜物。この背後にビンラディンとアルカイダの繋がりをNHKのディレクターとしてわかりやすく解説。ムスリム全部が破壊に積極的ではなく、一部の原理主義者の暴走か?ガンダーラとその他の法物が無事であることを望む。

  • うらじ さん

    タリバンがいかにアルカイダに乗っ取られてカルト化したか、その実態がよくわかった。タリバンという連中は国際情勢もわからない世間知らずの田舎者で、人のよさそうなムハンマド・オマル(タリバンのカリスマ)は金持ちでインテリでシティーボーイなビンラディンにいとも簡単に騙されてしまったのである。

  • くれの さん

    イスラムの名を盾に狂人らが9.11と同根の愚行に及んだ経緯が丹念に描かれています。冷戦に蹂躙された貧国はその後の荒廃を国際社会から見捨てられ暴力組織に乗っ取られた末に至った現実は今なお解決に向かっていませんでした。

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