ショッピングの女王FINAL 最後の聖戦!?

中村うさぎ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163659008
ISBN 10 : 4163659005
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
追加情報
:
18cm,269p

内容詳細

ホストに1500万円注ぎ込んだかと思えば、いつの間にやら美貌の虜に。女王様の顔面工事は着々と進み、ついにはプチ豊胸へ。女王の欲望はどこまで突き進むのか。大好評シリーズ「ショッピングの女王」爆笑の最終巻。

【著者紹介】
中村うさぎ : 1958年福岡県生まれ。同志社大学英文科卒。コピーライター、雑誌専属ライターなどを経て、作家デビュー。ジュニア向けファンタジー小説の分野で活躍する傍ら、自らの壮絶な浪費生活を綴るエッセイストとしても注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青蓮 さん

    ショッピングの女王、完結。買い物と言うより今回は美容整形の話がメインでした。整形したことにより、自分自身がどう変わるのか、周囲の反応はどんなものなのか、そしてなぜ人はこれ程までに美醜に拘るのかが書かれています。私自身も容姿にコンプレックスがあるので読んでて自分の気持ちを代弁してくれるように感じました。コンプレックスの塊である自分自身を受け入れられないことも、そもそも自分を好きになる必要があるのか?と言う問いにはたっと気がつかされました。中村さんの言葉は強い説得力があって得るものが沢山ありました。

  • ピン さん

    整形肯定派の意見は多々あった。 それでも中村さんほどその実際の過程、心の変遷を執拗に書き記した人もいないのでは無いか。 整形することで生きやすくなるならなんぼでもすればいい。そのためのお金を稼いだのも結果を引き受けるのも自分自身だ。外野は黙っとれ、である。 それはそうと、手術の際に取り去った顔の皮膚を食べたいと感じた話が興味深かったな。

  • Sugaya Masaki さん

    人間の自意識に関しての哲学的論考を、(豊胸後の)Cカップを揉みしだきながら繰り広げる女王様。これにはさぞかし多くの民草がクスリとさせられたことだろう。「外面の美しさは内面の醜さを希釈する」には思わずなるほど。

  • オデット さん

    ついにショッピングの女王シリーズ最終巻。あっという間だった。今回は整形の話が多め。中村さんの美への追及がすごい。凡庸だからこそ整形したくなるのだという価値観に驚いた。ブスだから整形すると思っていたが、そうではないらしい。耳を切る手術の描写を読んで鳥肌が立った。ここまでしてキレイになりたいと思うんだ。終わったと思ったら次回作があるようで「さすらいの女王」、読んでみようと思う。

  • リョウ さん

    無頼派、なんだろうなあこの人は。ゴクドーくんを読んでいたのでなんとなく名前を追い続けてはいたけれど、明るく見せかけながらも自己追求が激しすぎて破滅型へと向かってしまうんだろうな。

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