老兵は死なず 野中広務全回顧録

野中広務

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163656403
ISBN 10 : 4163656405
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
追加情報
:
20cm,387p

内容詳細

私に残された最後の責任が本書を書くことだった…。総裁選の最中、引退を電撃発表した著者が、1年前から準備していた手記。日本の政治を左右し、「影の総理」と言われた男がすべてを書く。

【著者紹介】
野中広務 : 1925年、京都府園部町に生まれる。1943年京都府立園部中学卒業、国鉄に就職。1945年、応召され兵役につく。敗戦とともに、再び大阪鉄道管理局に復職。1951年に、園部町議に立候補、当選。以後園部町長、京都府議会議員、京都府副知事を歴任。府議時代は野党として蜷川革新府政に対峙した。1983年、衆議院議員に初当選。田中派内で早くから頭角を現す。1993年8月、自民党が下野すると、野党経験をいかした闘いで党を引っ張り、1994年6月には、再び自民党を政権の座に押し上げ自治大臣・国家公安委員長を務めた。1995年9月、自民党幹事長代理。1998年7月、小渕政権の誕生とともに内閣官房長官に就任する。99年1月からは沖縄開発庁長官も兼務。2000年4月、森内閣で自民党幹事長就任。2001年4月小泉内閣の発足とともに、非主流派として、厳しく政権を監視する。2003年9月、反小泉の旗印をかかげ橋本派の結束をはかった総裁選のさなか「退路を断って闘う」ために引退を表明。その言葉に従い、2003年10月10日の解散をもって政界を引退した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    昨今の政治でこういう調整役の方がいなくなってる印象を受けた。なかなか普通の人が通ってきた道と違うので面白く読めた。

  • Yasutaka Nishimoto さん

    強面の顔で損をしている人。すでに亡くなっている著者に対する印象。自民党の幹事長や小渕総理の官房長官として存在感を示したが、イメージとしてはやはり京都の園部町での首長だろうか。首長をやったかやらなかったかは、その後の政治人生に大きく影響すると思うのだが。他にトップを極められたのに極めなかった人として、小沢さんがいるが、あぁこちらも強面か。 文章がとても良い。

  • Y.T さん

    ☆☆☆☆

  • ぼやきのユースフ さん

    逝去の報を受け、追悼の意を込めて読了。 昨今の政界の体たらくをみていると、野中さんのような節度を持ち、行動する人が(特に自民党から)居なくなったなぁと。 改めて事蹟を振り返り、受け入れがたい部分も多々あったものの、一方で、弱者へ向けるやさしい眼差しと、過ちを認める事ができる広い度量は、やはり尊敬に値する政治家であった。 願わくば、野中さんの志や度量を受け継ぐと感じられる政治家が一人でも多く出てきてくれることを期待したい。

  • のん さん

    政治家の回顧録は自己保身にしか思えない本も多い中、本書は橋本内閣〜小泉内閣までの政治の動きを政治家野中広務の視点で粛々と描いている。期待をはるかに上回る一冊であった。

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