藤沢周平全集 第13巻

藤沢周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163643304
ISBN 10 : 4163643303
フォーマット
出版社
発行年月
1993年09月
日本
追加情報
:
20cm,531p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • モトラッド さん

    ★★★★『人間の檻 獄医立花登手控え』『闇の歯車』『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』の三篇を収録。『人間の檻』は、主人公が獄医なのがユニークなところ。遣う技が柔というのも独創的。それゆえに、少々違和感がありながら読み進めるも、これはこれでまとまっている。『闇の歯車』は、読むたびに鳥肌が立つ。文句なく最高傑作と思う。『霧の果て』は、武家を主人公にした捕物控は、藤沢作品では、これのみで、大切な作品。いつものように影のある主人公が織りなす物語に、引き込まれる。

  • ぼんくら さん

    「人間の檻 獄医立花登手控え」「闇の歯車」「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」藤沢作品で捕物っぽいのを読むのは初めて。面白かった。

  • ジュール さん

    「人間の檻」、立花登、柔術が強いが、伯母にこき使われる、コミカルに描いているが、悪者との立ち回りの場面はさすが臨場感。 「闇の歯車」暗黒もの。 ニヒルで不気味な伊兵衛。押し込みの仲間が3人も死んだり卒中になるのは都合よくないか?「霧の果て」は既読でした。

  • たあこ さん

    “獄医 立花登手控えと神谷玄次郎捕物控と闇の歯車”を収録。闇の歯車は「狐はたそがれに踊る」を改題したものらしい。

  • kumonoyukue さん

    自分の好みは,「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」,一種の復讐譚。主人公の玄次郎が女好きで腕っぷしも強く同心らしからね不真面目さもよろしい。

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