藤沢周平全集 第11巻

藤沢周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163643106
ISBN 10 : 4163643109
フォーマット
出版社
発行年月
1993年06月
日本
追加情報
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20cm,659p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • モトラッド さん

    ★★★★先生の全集第十一巻は『彫師伊之助捕物覚え』の三篇『消えた女』『漆黒の霧の中で』『ささやく河』すべてを収録。捕物小説において、この分量の長篇は珍しいとのこと。更に、捕物小説に登場する探偵が、伊之助のように(故あって)心に癒しがたい傷を抱え、内面的に屈曲した人物として描かれていることも、極めて特徴的。これが、物語全体に、哀愁を帯びた陰影をもたらしています。そして、それがこの小説の最大の魅力とも言えます。

  • 山内正 さん

    六つの鐘で伊之助は帰る 彫藤にもう三年 町を抜け酒と書いた戸の前におまさが立っていた 確かめただけで引き返す 幼馴染みだが今は会っていない 世帯を持たず一人で店をやってる 言いたい事を抱かえて 女房は逃げた後死んだ 今は女は要らねえ 戸を開けると人が待ってた 弥八って元岡っ引きよ年寄りが 見てくれと簪と紙切れを出す お父つぁん助けてと娘おようの字が 行方が分からねぇ探しちゃくれめぇかお前でないと出来ねぇ 何が見えたね、手?青い着物 簪を預かった子供にやっと会えた 預かったと言う町を ここにいる筈だ娘は

  • 山内正 さん

    目立つ程の美人が茶を勧め部屋を出る 揉み手しながら高麗屋が入る 半沢より少し上の人を逸らさない笑みを浮かべ 僅か三十両と話しだす 他に大金が有ったのに 二重の鍵を破らないと入れ無いがと 一人で盗みが気づかれずに 届けが一日遅いのが 迷ったと言ってたが お前の親父なら三日で捕まえたものだと嫌味が耳に残る 不思議な程不審な届けが無い 知らぬ間に眠り起される 伊之助が来たと 由蔵ってのが殺され調べるうち今度の件と繋がりがも半沢に話して帰る途中見知りの店から人影が出て走り去る 見た覚えの影だが

  • 山内正 さん

    戸を開けお前さんが由蔵さんかえ おようさんの事で、三月になる出て行って 若い女が入ってきた 月に一度金を持ち帰ると言う  賭場に入り浸りの男が 近くの店で待つ 黒い影が通った 手拭いで顔を隠した女と立ち話した後路を急ぎ料理屋へ入り すぐに出て来た 恐喝だ金を貰いに 次の料理屋への帰り 後を着ける伊之助の横を黒い影が 走り由蔵にぶつかる 悲鳴が聞こえ由蔵は倒れ男は走った 闇の向こうから伊之助を呼ぶ声が聞えた気がした

  • 山内正 さん

    万年町の高麗屋が又押込みに入られ 盗人が何故に何度も 伊之助は潜戸から中へおまつに合う 女中頭が何時も夕方一人で肴屋へ買物にと話す 肴屋に大柄の十人並み以上の目に検のある女が注文に 店を出て急ぐ事なく町を歩く その女中急に来なくなって十六日に 接待をしてたよお武家にもね 女将さんはとんでもない人です 三日と辛抱出来ない女でね 女将の後を付けると情夫は一人じゃ無かった場所を変えながら 何事も無い顔で着替え女中の話を 十五日に辞めましたよ 話し終え目を離さずに笑う 言ってた男好きは本当だと解る 後に主の気配が

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