はじめての文学 山田詠美

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163599106
ISBN 10 : 416359910X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
追加情報
:
19cm,267p

内容詳細

文学の入り口に立つ若い読者のために、著者自身が用意したスペシャルアンソロジー。デビュー以来、常にセンセーショナルな話題作で注目される著者が、繊細でリリカルな筆致で思春期の揺れる心を描いた短篇8篇収録。

【著者紹介】
山田詠美 : 1959年、東京生まれ。明治大学文学部日本文学科中退。85年、「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞。同作は芥川賞候補にもなる。87年、『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年、『風葬の教室』で平林たい子賞、91年、『トラッシュ』で女流文学賞、96年、『アニマル・ロジック』で泉鏡花賞、2001年、『A2Z(エイ・トウ・ズィ)』で読売文学賞、05年、『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 竹園和明 さん

    離婚した母と共に古い日本家屋である母の実家に移住した中学生日向子。引越業者として来た「作並くん」は母の幼なじみで、それ以降何かと理由をつけて母の処に顔を出す。もしかして二人は初恋をやり直してる?と思う日向子だが、なかなか距離を詰めない二人。穏やかな自然を背景にゆるい時間が過ぎていく「海の庭」。YA向けシリーズの山田詠美版。大人の恋も人間の不条理さも孤独感も不安も笑いも全部並べ、設定を次々変えて読者を引き込んで行く。これぞ山田詠美。YAに伝えるべき事を作品として並べた著者の意図がしっかり伝わる8編だった。

  • jima さん

    短編8作品。みんなに受け入れられにくい転入生の「眠れる分度器」が良かった。「過去はどんな内容にせよ、笑うことができる。自分の現在は、常に未来のためのものだ。」

  • さら さん

    “読まず嫌い”の作家さんの1人、山田詠美さん。何かのレビューをみて興味をもち、どれを読もうかと選んだのがこの本。このシリーズは初読みの作家さんを試すにはもってこいだと思います。 『ひよこの眼』『眠れる分度器』が特に良かったです。『涙腺転換』もユーモラスで好き。私が勝手に抱いていたイメージとは違って、繊細でさらりとした透明感がある文章に、そして感性に引き込まれました。どうしてもっと早く読まなかったのだろう、悔しいなぁ。 とても満足した一冊です。

  • みどり さん

    本の趣味が合うと思っている人が読んでいたので読んでみた。山田さんの、誰かを愛するときの喜びとか悲しみ、感動を表現する引き出しが多いこと。「海の庭」「ME AND MRS.JONES」が好きだったな。引用したいところ、たくさんありすぎて困るな。「なんだって男の子がそんな甘いものを毎日買って行くんだい?」「人生を素敵にするために」/「体はね、お菓子のようなものよ。心はね、パンのようなものよ。ベイビー」こうして”僕”は大人になってゆくのかもな。僕がいつかまたこんなふうに恋をして、誰かにとってのパンになれますよう

  • いと さん

    半分で挫折。海の庭、ひよこの眼は好き。

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人物・団体紹介

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山田詠美

1959年、東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞しデビュー。16年「生鮮てるてる坊主」で第42回川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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