はじめての文学 浅田次郎

浅田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163598604
ISBN 10 : 416359860X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
19cm,263p

内容詳細

文学の入り口に立つ若い読者のために、著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。「ふくちゃんのジャック・ナイフ」「かくれんぼ」「夕暮れ隧道」など5編を収録。リリシズム溢れるファンタジーの世界。

【著者紹介】
浅田次郎 : 1951年12月13日、東京都生まれ。91年『とられてたまるか!』で作家デビュー。95年『地下鉄(メトロ)に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員(ぽっぽや)』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞と第10回司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • げんちゃん さん

    学校で借りた本です。浅田次郎さんの作品は今回が初めてで、これから違う作品も読みたいです! 他にもこのシリーズはいくつか借りて読んで新しい作家さんを発掘したいです。特に私は「シエ」が感動しました。

  • chimako さん

    どの短編も味わい深い作品だった。男らしさ……強くて優しいふくちゃんのブラジル行きの結末。実は残酷な子どもの心。年上のクラスメイトとの不思議な一夜。あの世に行きそびれた勤皇の志士。どれも浅田次郎らしい洒脱さと胸がざわざわするような不穏さと悲しいほど真っ直ぐな心根が描かれる。著者によるあとがき 小説とは何か の最後はまるでこの拙い読者にかけられたことばのように感じた。〜小説の入江の先には文学の海があり、その向こうには芸術の大海が拓けている。生涯をかけてもけっして渡りつくすことのできぬ、豊饒の海である。〜

  • かんらんしゃ🎡 さん

    5編のうち4編はそれぞれの短編集で既読だった。でもすっかり忘れてる。かろうじてタイトルに覚えあるのが「シェ」と「立花新兵衛...」  で、その2編がやっぱりいい。現実と空想をないまぜにしたような不思議な話。他の作品でも郷愁にかられ胸のあたりがきゅっとするのである。

  • baba さん

    他の短編集で収録されたもので再読であったがどれも興味深く読んだ。それにしても「はじめての文学」としているので『夕暮れ隧道』等はは青少年に刺激的ではないかと危惧したが、あとがきで浅田氏は思いっきり背伸びして様々な書物を読み始めて欲しいと、しているのでその狙いもあるのであろう。

  • aiaimo`olelo さん

    浅田次郎さんの5篇からなる短編集。 「外国に行き外国語を話すことだけが多様性ではない。自分の生活範囲の中でどれだけ多様さを見つけ、そしてそれをどれだけ認められるかが多様性だ」といった旨の対談をどこかでお見かけしたが(おそらくヤマザキマリさん?)、こちらの短編集からは浅田さんの多様性を感じた。人間が作り出す社会は綺麗事だけではなく痛みをも伴う。切なく哀しく優しくて不幸せで幸せ。何が善で何が悪か、決めつけをせず人や社会を正面から描いていく。そんな浅田さんの多様性に惹かれました。

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