ワンダーゾーン

福本博文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163578903
ISBN 10 : 4163578900
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
追加情報
:
305p;20

内容詳細

「自己啓発セミナー」「催眠療法」「前世療法」「チャネリング」など、“オカルトの世界”をビジネスにしている組織を徹底取材。サイキック・ビジネスの驚くべき裏の世界を描くノンフィクション。

【著者紹介】
福本博文 : 1955年東京都生まれ。東洋大学法学部卒業後、雑誌編集者を経て、現在、著述に専念。現代人の心の闇を探求するノンフィクション作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatayan さん

    2001年刊。自己啓発セミナー、前世療法、波動の水といったオカルトビジネスになぜ人が惹かれるのかを批判的な立場から取材。自分を真剣に受けとめる人を求めてセミナーを渡り歩く人、治療が目的になり病気が完治しては困る患者、自分の能力が劣る原因を先祖の霊や社会に求めて霊能者を渡り歩く人などが登場。彼らに共通するのは、依存心が強く現実と向き合うことを避け続け、本当の自分が別にあることを信じているということ。 私たちは大学教授、医学博士といった権威に弱く、得体の知れないものを信じ込みやすいことにも警鐘を鳴らします。

  • ステビア さん

    自己啓発・ニューサイエンス、その辺りを題材にしたルポ。

  • 出世八五郎 さん

    怪しげなセミナーなどを突撃取材した作品。全9章あり、心理実験室、催眠療法、前世療法、宇宙意識、サイババ、自己改造プログラム、πウォーター、波動を取材。願望実現や本当の自分探しなど現代的心の病に陥る依存的人間は、これら詐欺商法を簡単に信じ込む。故に商売が成立つ。これらの中で実際に真面目に運営されているのもあると思う。しかし、効果はないから詐欺のようになってしまう。どの章も興味深いのだが、自己改造プログラムの章は更に興味深かった。

  • 西村修平(偽) さん

    ある日友人からの無言電話や自分の悪口を実家に電話されて、その友人に電話をかけてみたら人格がコロッと変わっていた。それをきっかけに人の心に興味を持ち、心理実験の研修や怪しげな自己啓発セミナーなど、精神の変容を促す奇妙な場所に足を向けるようになったそうだ。 自己啓発セミナーは七〇年代後半から八〇年代にかけてアメリカで盛り上がったニューエイジ・ムーブメントに刺激されたものが多く、一種の大衆的な宗教文化運動であった。 ニューエイジ運動は六〇年代のヒッピー・ムーブメントやカウンターカルチャーといった既成の価値に激し

  • チョコリング さん

    「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」で紹介されている田中孝顕氏の話が読みたくて手に取ったが、「生きがい」シリーズの飯田史彦氏、サイババ、Πウォーター、波動など、今まで疑問に思っていた話題が満載で楽しく読めた。

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人物・団体紹介

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福本博文

1958年12月12日福岡県鞍手町生まれ。高校時代から空手を始め17歳で養秀会空手道に入門。一時期同会を離れるが、23歳で再入門し全日本大会に過去5回出場する。演武優勝1回、同3位1回、組手3位1回。1988年に養秀会空手道場福本会館建設。館長就任。空手を通じての青少年健全育成活動には定評があり、福

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