お言葉ですが… 5 キライなことば勢揃い

高島俊男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163570907
ISBN 10 : 416357090X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
追加情報
:
20cm,275,4p

内容詳細

自分探し、思い出づくり、癒す…。過度に情緒的で大キライなこんな言葉が、なぜはびこるのか。世相、人心を鋭く撃つ痛快辛口コラム集。

【著者紹介】
高島俊男 : 1937年生まれ、兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国語学中国文学専攻。大学教員をへてフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【共感】<「思い出をつくる」とか「思い出づくり」とかも気持ちがわるい。人はだれでものちになって思い出すことがいろいろあるが、それは何も、その当時において「これは思い出にしましょう」と意図的に記憶にとどめたわけじゃない。たまたま記憶にのこったものが思い出で、それには無論うれしかったこともあるしつらかったこともある。人はあとになって思い出してたのしむために生きているのではないし、そもそも思い出を「つくる」というのがいかにもウソっぽく、甘ったるい>。その通り。「いやし」「ふれあい」などと同様に、気色が悪いと。⇒

  • 編集長 さん

    させていただきます、じゃないですか、あげる(「こどもの勉強をみてあげる」)、いやす/いやし、な(「仲よくしたいな、と思います」)、やさしい、やさしさ、ふれあい、まちづくり、いのちとくらし、思い出をつくる、参加、交流、感動……などがイヤな言葉として挙げられています。このなかで私がいちばんイヤなのは「あげる」ですね。自分のこどもや親やペットには「……やる」でしょう。身内なんだから。でも、昨今、「買ってやる」とか「連れていってやる」とか言ったら粗暴な印象を与えかねません。困ったものです。

  • ごま さん

    単行本のほう借りちゃった。文庫の加筆だけまたいつか読みたい。わたしは一日をイッピと読ますのが嫌い。

  • 水彩 さん

    十年一昔というけれど、キライなことばに「ふれあい」「いやし」が入っていてびっくりした。今でも違和感のある人はいるのかもしれないけど、どこででも聞くような言葉になってる。昔はなんて言ってたのだろう、「交流」とかかしら。 『内心ジクジ』の「双声の語」についての話にはへぇっとなった。怜悧が実は単なる擬態語とか。面白い。

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人物・団体紹介

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高島俊男

1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが…」を連載。2021年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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