オウムと私

林郁夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163543703
ISBN 10 : 4163543708
フォーマット
出版社
発行年月
1998年09月
日本
追加情報
:
494p;19

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読書メーターレビュー

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  • Natsuko さん

    図書館イベント棚より。医者の家に生まれ、自らも医者を目指した著者。学生時代に「人間にとっての幸福」「世の中のすべてを包括的にかつ総合的に説明できて解決に導くような法則」について考え、それを「人生のテーマ」とした。宗教哲学の道にも学びは深く、阿含宗と出会い、阿含宗の教えより実践的な麻原彰晃に傾倒していく。盲目的であった著者が、尊師麻原に「踏み絵」をされ、疑いを持っては強く否定し、無理やり自分を納得させながら組織のために悪事に手を貸し、医師として強く葛藤する。人間の怖さが淡々と語られ、ずっしりきながら読了。

  • あっきー さん

    ✴3 ブッダの原始仏典(三宝)、チベット密教の瞑想、ヨーガの身体変容のいいとこ取りをしていたので一時期は宗教学者やマスコミから評価を得ていた、がそれにごてごてハルマゲドンやポアやフリーメイソンの陰謀など阿呆なことを付け加えたためにサリン事件などで大勢の犠牲者が出てしまった、医師であり、大体の裏事情と元ネタを見通していながらそれでもオウムを守りたいと嵌まって抜けられなかった、詳細で読みやすいそして最悪の内部記録だ

  • みなみ さん

    年齢が高く、職業的なキャリアもあった彼の、オウム内での対麻原の(微妙な)立ち位置が分かり興味深い本だった。また、著者が自らの幼少期を振り返った章が印象深い。ほとんど文学と言ってもよいほどに情緒にあふれて美しく、高い教養を感じさせる(その後には、そんな人がなぜ……という”慣用句”が続くわけだが)。他の方の感想に「この林さんと言う人は、のび太がお医者さんになったような、そんな不安感がある。優等生なのだが、心のどこかでジャイアンの存在を待っている」という記述があり感心。言い得て妙だと思う。

  • yummy さん

    オウムの前身?の宗教に入信するところから、逮捕後の懺悔まで、執筆時のいくらかの言い訳とも取れる説明付きで。やったことは到底許される事ではないんだけど、本人の純粋さというか、医師として救いきれない命があること、自分はまだ充分ではないという自覚、すべてを麻原に利用されて、それを疑いもせず(思えば、疑うチャンスは幾度となくあったようなのに)、道を誤ってしまう恐ろしさがある。このエネルギーを良い方向に出せたなら素晴らしい人となったであろうに。

  • 秋津 さん

    地下鉄サリン事件などに関わったオウム真理教の元幹部がつづった手記。医師として働くうち、医学でカバーしきれない「死」について考え、宗教にその解答を求めるようになったこと、患者の治療方針や薬物使用など、医学的な分野については尊師である麻原彰晃に対しても異論を述べる一方で、教義については、疑問を抱きつつも最終的には「尊師には考えがあるのだ」で納得してしまい、深みにはまっていく様子などが記されています。無知であることはもちろん、知識があることも道を誤った際の軌道修正を難しくさせることがあるのだなと思うなど。

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