「オウム真理教」裁判傍聴記 2

江川紹子著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163534503
ISBN 10 : 4163534504
フォーマット
出版社
発行年月
1997年10月
日本
追加情報
:
345p;19

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読書メーターレビュー

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  • takam さん

    最後の弁護士の無私を貫くプロフェッショナルな姿勢が最終的な救いか。解脱なんかよりも、職業に殉ずるということも十分に宗教的な教義として日本人にはしっくりくるのではなかろうか。 麻原彰晃と一部の元信者は彼らの世界から結局抜け出すことができずに、自分の都合に良いように人を殺めたり、人に責任を押し付けたりしてきた。創始者自ら二重規範を生んでいること自体に不信感を持つべきだと思う。しかし、アイヒマン的な思考停止に陥っている信者たちにはそこまでの思考は働かなかったようだ。

  • e r i . さん

    図書館。麻原のインチキカタカナ英語供述は少しのみ、あとは和訳にて。裁判が進む中、洗脳が続いている被告一見解けたように見える被告ほぼ無く後悔している被告と、様子に変化が見られる。被害者親族が証言台に立ち、弁護人から言われた「被告人が死刑になればあなたの気持ちは晴れるんですか」の言葉がつらい。サティアン内部の図解入り。

  • おい さん

    オウム裁判の様々な状況に触れられる。この本を読むと少なくとも97年7月までは麻原彰晃は正気であった事や三女の子供時代の性格、裁判制、警察、弁護士、マスコミの問題などオウム関連の色々な側面に触れられる。 ★★★★

  • 活字@れつだん先生 さん

    ジャーナリズムってのはこういうことをいうのかね。信者も様々だな。まだ信じる人、抜けた人、悩んでる人。麻原のおかしな姿を自分を試していると捉えると、なかなか抜けられないんだろうなと思う。これが絶対帰依ってやつか。大小様々な事件が知れてとてもよかった。

  • るりこ さん

    長谷川弁護士ちょっとかっこいい。キメ台詞→「ばっかみたい。反権力というのがどういう意味か知らんけどな、弁護士は裁判官でもなきゃ、検察官でもないわけだからね。要するに、被告人の側から光を当てると事件がどう見えるか、というのが役割やからね。当然、裁判官とも対立することはあるし、検察官とも対立することはいっぱいあるわけですよ。最終的に裁判所がどう判断するかは別問題でね、弁護士であれば、無罪が主張できるところがあれば当然主張するにきまっとうやん」

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人物・団体紹介

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江川紹子著

1958年生まれ。ジャーナリスト。神奈川新聞記者を経て1987年よりフリーランス。関心分野は司法、政治、災害、教育、カルト、音楽など様々。1995年にオウム真理教報道で菊池寛賞を受賞。2020年4月から神奈川大学国際日本学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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