薮の中の家

山崎光夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163530208
ISBN 10 : 4163530207
フォーマット
出版社
発行年月
1997年06月
日本
追加情報
:
261p;20

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読書メーターレビュー

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  • ムーミン2号 さん

    芥川くんの自死の手段について、その真実に肉薄しはしたが、結局また藪の中に入ってしまった。260ページにわたる記述は真実に真っすぐ迫るものではなく、あっちこっちの方面の事柄にいろいろと肉付けがなされていて、個人的にはそこがとても煩わしかった。結局最後は推論でしかない。証拠がないのだから。学術論文なら完全にアウトだが、ノンフィクションとしてはいいのかもしれない。かと言って、芥川くんの作品から心情の変遷を十分にたどるわけでもなく、個人的にはそっちも消化不良気味だった。

  • たつや さん

    新田次郎文学賞受賞作品。芥川龍之介自殺の真相解明に迫る。本人の作品や主治医の日記などから、睡眠薬ではなく青酸カリ服毒による、と結論する。人気作家の心のうちに何があったのか一端を窺い知れる

  • Naomi Araki さん

    芥川が晩年、作品「歯車」の文章から、閃輝暗点に悩まされていたのでは?という推測がなされているので、同じく閃輝暗点から頭痛に移行し嘔吐に至る、という私には、並々ならぬ親しみがある。何かと胃や腸を損ね、ひどい下痢や痔によって精根尽き果てていた部分もあり、周囲からは予測された自殺であったらしい。この本では、その芥川の死因を、発表されている「睡眠薬によるものではないのでは?と、主治医の日記等から熱心に考察してるもの。なかなか忍耐のいる書物だが、読み終わって、きちんと納得する本。

  • Fumihiko Kimura さん

    こんな亭主を持った夫人は哀れである。

  • 讃壽鐵朗 さん

    芥川龍之介の自殺の、原因、背景、その手段、毒物などについて詳しく考察しているが、それらが混在していて読みにくい

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人物・団体紹介

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山崎光夫

1947年、福井市生まれ。早稲田大学卒業。放送作家、雑誌記者を経て小説家に。1985年『安楽処方箋』で小説現代新人賞、1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。医学・薬学関係に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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