びいどろの火

奥山景布子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163298603
ISBN 10 : 4163298606
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
20cm,244p

内容詳細

奉公人の子・佐登は縁あって富裕の商家に嫁したが、夫がいつになっても体に触れようとしない。そのうち江戸の役者と深間におちて…。江戸時代の名古屋を舞台にした情念系世話物小説。

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読書メーターレビュー

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  • アルラ さん

    奥山さん初読み。恋愛一般、ましてや不義密通ものは苦手分野なので、様子見のつもりが深みにはまってしまった。主人公の佐登という女性は男性からみたら理想の人ではないだろうか。心根のまっすぐな思いやりのある情け深いかわいいひと(遠い目)義理の弟市之進、夫の善吉、そして役者の志のぶ…それぞれの男たちが、知らず知らずのうちに深く彼女を愛してしまう。うまいなぁと感じたのは、義理の妹波留や遊び女の桔梗なども含め、各々のこころの微妙な動きを丁寧に表していることだ。読後は切なくしみじみとした余韻が残る秀作。(続く)

  • ケイプ さん

    だいぶ前、テレビ番組の小さなコーナー。年老いた夫婦が仲良くベンチに座り、おじいちゃんがおばあちゃんに「大好きだよ。」とささやいてチュッ、そしてそっと優しく手を握る。毎回そのコーナーの二人を見ているとじわーっと涙が滲んできてました。その夫婦がどんな時間を共有してきたのか私にはわからないのに。この本を読み終えた時にこの時の気持ちがよみがえりました。たった五ページの「序」だけれどそこに全てが語られているように思います。最後まで読んでまたあらためて「序」を読みました。心の琴線にふれる一冊でした。

  • 高橋 (犬塚)裕道 さん

    星4。一人の女を軸にその周りの様々な人の人間模様を描いた作品。面白かった!実は中々良い話。

  • めにい さん

    佐登の心情に心が痛くなった。辛抱する、自己表現をしないことが身についてしまっている哀しさ。ふれあいがなく言葉が足りないので心が通じないもどかしさ。荒涼とした心しか持たない志のぶが素直になるくらい優しさいっぱいの佐登なのに、これだけの悲劇がないと夫と打ち解けられなかったのが悔しい。

  • あかんべ さん

    初めて読む作家さん、そしてこの題と、表紙の絵。本屋で手に取ったら戻していたかも。結論として読んでよかった。しっとりとした内容。そして読み終わったあともう一度序文を、読んでしみじみと押し寄せる感動。広く読んで欲しい。

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人物・団体紹介

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奥山景布子

1966年生まれ。愛知県出身。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学講師などを経て、2007年「平家蟹異聞」で第八七回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。『葵の残葉』で第三七回新田次郎文学賞、第八回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。2017年愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞(本デ

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