ベッドの下のNADA

井上荒野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163298207
ISBN 10 : 4163298207
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

郊外の古いビルの地下にある名刺大ほどの看板しか目印のない「coffee NADA」。この経営者夫婦の子ども時代、そして彼らをとりまく人間関係を繊細な筆で語り紡いだ連作短篇集。

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読書メーターレビュー

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  • 万葉語り さん

    喫茶店NADAを経営する岩崎さん夫婦は、W不倫でもわりと仲がいい。常連さんたちの作る狭い人間関係の中で、互いに核心には触れず表面的な関係を保っている。自分が大切で、他人は自分のために存在しているとしか思えないでいると、他人に踏み込むこともできなくなってしまうのだと思った。

  • なっちゃん さん

    随分前から読みたかった本。この空気感は嫌いではないんだけど、自分がどうしてこの本を読みたいと思ったのかわからなくなるくらい、とりとめないストーリーでした。こんな夫婦、案外いるんじゃないかなぁ〜!?

  • nyanco さん

    冒頭の少女時代の話が面白く、タイトルや装丁からもこんな話が続くのかと思ったら、喫茶店Nadaの店主夫婦の不思議なお話でした。「おもいあい」の妹と共有していた水色のタンスの話も「おしっこ団」の話も面白かったのに、今の話になるとどうも…。夫がどうにも好きになれない。「本屋」の彼女も「コーヒー屋」の元クラスメイトも…、どっちもたいした女じゃないし、たいした思いもないのが嫌だ。特にウーボをおとなしくさせるためだけに彼女と付き合い続けるのは最悪、ま、ウーボもろくな女じゃないんだけど…。続→

  • ららぴぴ さん

    同じような不倫関係でも江國香織だと非現実感が漂うので登場人物がぶっとんでても気にならないのに、井上さんのは現実的なので登場人物にイライラさせられる。「で、何なの?」と言いたくなる。あと常連客だけで盛り上がって一見さんを弾くような店は嫌いだ。

  • まみ さん

    うーん。ちょっと散漫なかんじがした。荒野さんはどこかあきらめたような夫婦を書くのがお好きだなぁ。ああまたこの手のお話か、と思ってしまった。特に驚きも感動もなく、だからといって強い共感もなかった。今の私はもっと強いメッセージを持った作品を求めているのかもしれない。

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人物・団体紹介

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井上荒野

1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞、2004年『潤一』で第十一回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞受賞など、受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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