静けさを残して鳥たちは

片山恭一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163293004
ISBN 10 : 4163293000
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
追加情報
:
20cm,530p

内容詳細

葉子の夫は、仕事でローマに行ったまま失踪。葉子の運命は、また幼なじみ青柳、黒岩らが抱え込んでしまった人生の行方は。東京、福岡、四国、五島、ローマ、ヴェネツィア、パリを結ぶ、愛と愛の不在の物語。

【著者紹介】
片山恭一 : 1959年愛媛県生まれ。福岡市在住。九州大学農学部を卒業後、1986年「気配」で文學界新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あつひめ さん

    自分の魂に刻み込まれたように流れるメロディ。夫の失踪・・・次から次へと繋がっていく記憶の海。物語は蛇口から永遠と流れる水のように続く・・・。気を抜くと意味が不明になりそうで・・・読んでは戻り読んでは戻り・・・。物語の中で読者が迷子になることほど情けない事はないですものね。

  • るんるん さん

    私好みではなかったです。読みながら少々退屈・・。素敵な感じはあるのですが。あと、長かった。

  • Kie さん

    長編なのに、引き込まれる事なく読了。少々退屈。

  • kudotogo さん

    片山恭一を初めて読んだのだけれど、これは入門としてはどうだったのかな?幻想的なお話しです。田舎のいろんな出来事はどこか横溝ふうであったりしながら、登場人物男性人はどこかみんな、上手に生きれていなくて、美術のやばい商売に手を出したり、ゼミの女子大生に手を出す教授だったり、まっとうに生きることを拒否しているような、破滅型の人たちと、いろいろな状況があっても、まっとうに生きることを守り続けているような、ヒロインが、聖母マリアのように、懐胎する。それは誰の子なのか、読者のおマジネーションにまかされている。

  • トマ・ト さん

    生と死の物語。

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人物・団体紹介

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片山恭一

1959年、愛媛県生まれ。作家。九州大学農学部卒、同大学院修士課程を経て博士課程中退。1986年、「気配」で文學界新人賞を受賞。2001年刊行の『世界の中心で、愛をさけぶ』が300万部を超えるベストセラーとなる

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