黄金の猿

鹿島田真希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163283401
ISBN 10 : 4163283404
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
20cm,246p

内容詳細

まだ愛している、そのことばを原罪のように孕みながら…。男女の心の襞を磨き抜かれた言葉で描く「黄金の猿」3部作など、ときに惑わせ、ときに爆笑を誘うスリリングな5篇の鹿島田ワールド。

【著者紹介】
鹿島田真希 : 1976年、東京都生まれ。17歳のときに正教会信徒となる。白百合女子大学文学部卒業。大学在学中の’99年、「二匹」で文藝賞を受賞しデビュー。2005年、『六〇〇〇度の愛』で三島由紀夫賞受賞。’07年、『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roy さん

    ★★★★★ ここに描かれているのは、人間と人間の関係に固執した狂気なのだと思う。自分の欲望に忠実に動く人間、他者よりも常に優位でありたい人間、快楽などて他者を弄ぶ人間。この小説から、さらさらとしたあの人の「バルトリン氏腺液」を思い出す。固執することはねっとりしているようで、相手に対し乾いている状態でも起きうる事だと感じた。支配する行為はとても乾いていると思う。そこに狂気を感じてしまった。靄掛かった裸体がとても美しく感じる、素敵な本だった。

  • tomo*tin さん

    乾いた風が吹き上がる火山口を覗き込む。一ミリでも動いたら落下してしまうギリギリのラインで。大きく口を開けた穴の中は何も見えない。だが暗くて見えないのか、見えないという先入観で見えないのか、そもそも見る気がないのか、分からぬまま眼球だけが渇いてゆく。ここに落ちたらと幾度も妄想し、けれど一人で落ちても誰かと落ちても同じかもしれないと吸いさしの煙草を一本落とす。ゆらゆらと踊る小さな赤。あれが愛で狂気で枯渇の根源。簡単に燃え尽き灰になり風に攫われてしまう欲望の姿。私は愛と孤独の最強カードに震えて屈す。大好きです。

  • miel さん

    サガンやブラックラバーズ系の山田詠美、森瑤子を読んだ余韻に似ている著者の作品、本作もやはり。宗教、エロス、メンタリスティック、どの面をとってもクセが強くて癖になる。現代作家では強烈な個性ではないかと思う。耽美系の文学は、読む時間とテンションを選ぶ。バー「黄金の猿」に集う男と女と歪な愛、やはり昼休みに読んだ私が悪いのだけれどうんざりした。でも、翻訳作品のような贅沢感、人物、会話、それぞれにゴシックでレトロな世界観があふれている点はさすが。名優の独り芝居になったら見てみたいかも。

  • らむり さん

    宗教の本を読んでいるような感覚でした。人と人との間には色んな性愛のカタチがあるようです。ワタシには合いませんでしたが(>_<)

  • 昼と夜 さん

    鹿島田さん二冊目。表題作「黄金の猿」三部作の中の『二人の楽園』はルソーの『蛇使いの女』を思い起こさせた話だった。制止した空気感に冷ややかさを感じるお話。

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