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桂望実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163278407
ISBN 10 : 4163278400
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
20cm,255p

内容詳細

町村合併で町のお荷物になっている旧川西村。後輩の自殺により、孤独な田舎暮らしを選んだ元コピーライターは、強引に誘われて町おこしに乗り出すはめに…。ほんのり温かく、可笑しいエンターテインメント。

【著者紹介】
桂望実 : 1965年東京都生まれ。大妻女子大学卒業。会社員、フリーライターを経て、2003年『死日記』でエクスナレッジ社「作家への道!」優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • モルク さん

    元売れっ子コピーライターの岸川は後輩を裏切りそれが元で彼が自殺したことをきっかけとして東京を離れ田舎に移り住む。そこでなぜか輪投げ大会で町おこしを手伝うことになるが…。地域の人に愛されている役場職員の池田、しげジイ、亀ジイ、五十嵐商店、工場の外国人労働者…と、癖はあるが良心的な人々とふれあいながら、とけこんでいく。とても心地よい物語。いつまでたってもよそ者と受け入れてもらえない地方が多々ある中、こんな魅力的なジジババのいる地域は素敵だ。

  • まる さん

    タイトルから生意気な子供たちと元気なジジイたちの交流なんかを想像していたので、いきなり36歳の無気力な男性が出てきたことに驚いてしまいました。ジジイたちとの交流、というより、田舎の人間関係に触れるといった感じでしたが、素直に感動させられ、だんだんと積極的に他人に関わるようになっていく主人公に嬉しくなりました。ラストの輪投げ大会も感動してしまって思わず泣きそうになりました。私自身ここまでではないものの田舎出身で人付き合いが苦手な方なので、こんな生活をしてみたいとは思わないのですが、小説の世界では良いですね。

  • さゆ さん

    年を取るということは、何かを失っていくことに耐え続けることかと思っていた。固いものを食べておいしいと思えること。よく見える目。よく聞こえる耳。のみこみの早さ。体力。気力。などなど。でも、この本に出てくるお年寄りたちは皆、そういうものを失っても尚若々しい愛すべき人達だった。もちろん現実はそうでない高齢者も多いけれど、私もかくありたいと思える1冊。ちょっと心が疲れちゃっている人にお薦めの1冊。

  • ゆみねこ さん

    東京で売れっ子のコピーライターをしていた岸川は、友人を自殺に追い込んだという負い目を背負い、仕事を辞めて田舎暮らしを始めた。何もない田舎で、役場の職員池田と派遣労働者の新山との交流から「輪投げゲーム」の大会を立ち上げることになる。タイトルのジジイ、まさにピッタリ。しげジイと亀ジイの友情が素敵で、楽しく読了。ババアたちも中々可愛くてナイス!

  • ぶんこ さん

    自殺の話から始まったので、後ろ向きな気持ちで読んでいましたが、途中からグングン引き込まれました。 引きこもり気味だった池田ジュニアのパソコン、映像、菊婆の太巻き、人には誰でも得意分野があって、喜ばれ、感謝されると、ドンドン伸びていくのだなぁと感じました。 田舎に逃げ込んだつもりが、周囲の人たちとの交流で、救われていって嬉しくなりました。 それも主人公の人柄でしょう。 ジジイとお婆が元気なのが何よりです。

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人物・団体紹介

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桂望実

1965年東京都生まれ。大妻女子大学卒業。会社員、フリーライターを経て、2003年『死日記』「作家への道!」優秀賞を受賞しデビュー。05年刊行の『県庁の星』が翌年映画化され大ヒット(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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