彼女について

よしもとばなな

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163275802
ISBN 10 : 4163275800
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
20cm,221p

内容詳細

さようなら、わたしの世界。幸せの魔女が、復讐の旅にでた。どこまでも暗く、哀しみに満ちた世界を最後に救ったものとは…。大きな愛に包まれる、ばななワールドの新境地。最新書き下ろし長篇。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    よしもとばななさんには、時としてオカルトへの傾斜が見られるのだが、そんな時、吉本ばなな以来の読者としては、幾分かの違和感ととまどいとを覚えざるを得ない。本書は、おそらくは書き始められた当初からファンタジーとして構想されていたのだと思われる。文中の「イメージがすべて」というのが、この小説の特質をよく語っているだろう。そして、「あそこからやりなおせたら」というのが物語の核になっている。ただ、喪失した時間をたどり直す試みは、14歳の主人公、由美子の小説内年齢(20代後半)と齟齬をきたすようにも思われるのだが。

  • ゆめ さん

    私にしては珍しい感覚の本を読みました。残るものがあまりなく 読み進めただけで感想がない。ハラハラ ドキドキの展開がないと楽しめないわけじゅないけど これは合わなかったということで 次に期待しましょう。

  • 美登利 さん

    ばななさんのスピリチュアルというか、オカルト的なのかファンタジーなのか?分からない物語。区切りのない、ストーリーはどこで息を付いたら良いのだろうと?いつも感じます。初めはいとこ同士たった二人だけの会話と回想を交えた行動だけで進みます。色々なことが絡んでるなぁ。かなり宗教的でもあるんだけど、嫌な感じはしないです。ただ実際にそんな目にあった人もいるのだろうと思うと悲しくなるけれど。救いのない事件から発生して、最後には登場人物たちは救われたのかな。海外の作品をモチーフにしてばななさんが独自の世界観にしたもの。

  • 風眠 さん

    夢だったのか・・・あぁ、そういうことか・・・、という感じ。入れもの、または容れもの、としての肉体について考えた。魂のゆくえとか、無意識の世界とか、考え始めたら森羅万象とか宇宙とか壮大になっちゃって収集つかなくなって・・・。ぶっちゃけると、何をどう書いていいのか分からないのだ。ほんのり淡い不安が残る読後、時をおいて再読してみようと思う。

  • りえこ さん

    再読。前に読んで、すごい衝撃を受けて、もう一度読みたくなり読みました。宗教の話や悲惨な事件て、とても怖いものみたさみたいな感じで、興味を持ってしまいます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

よしもとばなな

1964年、東京生まれ。詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品