無用庵隠居修行

海老沢泰久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163275109
ISBN 10 : 416327510X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
追加情報
:
19cm,287p

内容詳細

天明時代。直参旗本・日向半兵衛は、出世のことしか考えないつまらない同僚たちに嫌気がさし「無用庵」で隠居暮らしを始める。ところが、のんびりと余生を過ごすはずが、次々と難事件怪事件が舞い込んで…。

【著者紹介】
海老沢泰久 : 昭和25年茨城県生まれ。国学院大学卒業。同大学折口博士記念古代研究所勤務ののち、著述業に専念。63年『F1地上の夢』で新田次郎文学賞受賞。平成6年『帰郷』で直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mc6ρ助 さん

    『「しかし、武士も町人も、もうたらふく甘い饅頭を食ってしまったのですよ。・・」・・「商人から商売のうまみを取り上げ、年貢の米を動かすだけで天下の台所を賄うというのは、この饅頭をもう食うなというようなものです。飯を食ったほかに饅頭が食えているのは、商人が金を生んでいるからなのですよ。・・」(p158)』読友さんの感想から、と思っていたら読書メーターに登録すると文庫版を10年ほど前に読んでいた!?(もちろん何も覚えていないので楽しんだ)やっぱりお金からお米の経済に戻れないようにマネーからお金には戻れないのか?

  • ひさか さん

    オール讀物2006年2月号:無用庵隠居修行、7月号:女の櫛、11月号:尾ける子、2007年3月号:聖天の藤兵衛、8月号:千両鷲、12月号:金貸し、の6つの連作短編を2008年10月藤春秋から刊行。同名の文春文庫では、未収録だった「金貸し」を目的に読みました。武家で金貸しをしている男とその家族の話で、偶然息子と娘の会話を耳にした日向半兵衛のお節介をやく展開が面白い。全てを救うことはかなわなかったけれど、無難な決着は、感慨深いです。

  • Reiko 🍀 さん

    図書館本。ドラマになると聞き読む。勝谷用人が宛書ってぐらい一徳さんだ(笑)。ドラマも楽しみ。

  • Hiroyuki JD Kato さん

    隠居した侍の爽快で、わかりやすいストーリーでした。シリーズ化されていたら、おそらく読んでいたろうと思います。

  • izumi さん

    半兵衛さんは多分一生隠居っぽい暮らしは出来ないに違いない…奥さんはお墓にはいなくて、自分の胸のなかにいると言いきるのがなんともかっこいい。続きはもう出ないのが残念。

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人物・団体紹介

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海老沢泰久

1950年茨城県生まれ。國學院大學卒業。’74年「乱」で小説新潮新人賞、’88年『F1地上の夢』で新田次郎文学賞、’94年『帰郷』で直木賞受賞。2009年8月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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