乾杯屋

三田完

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163269702
ISBN 10 : 4163269703
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
20cm,284p

内容詳細

退職金をはたき、業界のパーティーで乾杯の音頭をとる「乾杯屋」の権利を買った芸能記者の運命は…。己の欲望や妄念に翻弄される人間の弱さを鋭く描いた、現代の奇譚とも呼ぶべき物語全6篇。

【著者紹介】
三田完 : 昭和31年(1956年)、埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。平成12(2000)年に「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yoshie S さん

    短編六編。テーマは……何だろう?全編に通じて中途半端な生々しさがあり、のめり込めなか感じでしょうか。

  • つくし さん

    中年期以降の男性の姿が描かれている短編集。人生に常に性がつきまとうのだろうか、各主題との関係あるなしに関わらず、女性の存在が穢れと捉えられていた時代の気配を常に感じてしまいました。「匂鳥」はちょっとゾワリとする感じが、「メイクアップ」は死を思う表現し難い厳かな感じが、他の話と雰囲気が違って、こういうのが読みたかったんだよなぁという気持ちにさせてくれました。

  • まる子。 さん

    なんか…どれも不思議な話だったな……。文芸界にひっそりと引き継がれ続ける「乾杯屋」という制度。それに抜擢された主人公のお話から始まるいくつかの物語集。それぞれ全く違ったテーマのお話だけど、全体的にどれも、どことなく冷え冷えとした世界観だったように思います。謎の使命感で読了し、図書館に返した時はなんだかホッとしてしまった。

  • ko-sight さん

    表題の乾杯屋を含め六編の短編集。「乾杯屋」はこんなに悪い奴がいるのかと思い、「メイクアップ」では湯灌を仕事とする女性の話しにう〜んとなった。

  • ばる さん

    そんなパーティには出たことがないけれど、とても皮肉ってるなぁ。

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人物・団体紹介

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三田完

昭和31(1956)年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、テレビディレクター・プロデューサーとして活躍。平成12(2000)年に「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。19年には『俳風三麗花』が第137回直木賞の候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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