踊る陰陽師 山科卿醒笑譚

岩井三四二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163268200
ISBN 10 : 4163268200
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
20cm,286p

内容詳細

室町末期の、貧乏公家の山科言継と家来の大沢掃部助が、悩める男たちのために大活躍。あちこちの揉め事に首を突っ込むが、事態はますますややこしいことに…。著者会心のユーモア時代小説集。

【著者紹介】
岩井三四二 : 1958年、岐阜県に生まれる。一橋大学卒業後、電機メーカーに勤務。小説現代新人賞、歴史群像大賞を受賞後2003年に『月ノ浦惣庄公事置書』で第10回松本清張賞を受賞し作家生活に入る。同年、『村を助くは誰ぞ』で第28回歴史文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    面白かったです。山科卿に関わる人々の短編集でした。独特のユーモアがあり、どっぷり浸ってしまいます。笑いを堪えるのも大変でしたね。

  • 藤枝梅安 さん

    室町末期の物語。貧乏公家・山科言継の家来・大沢掃部助があちこちの揉め事に首を突っ込み、解決したようなしないような、という微妙な結末の5編をまとめたもの。とりあえず当面の問題は解決しても、結局次の不安や困窮が待っているという、哀しくも可笑しな物語。「戦国連歌師」に関連する話も出てくる。

  • きいろ さん

    短編集。通勤中に読んで、くすっと笑っちゃうような内容。みんな一所懸命なんだけど、そこが妙に可笑しい。掃部介がいい味出してて、憎めないキャラなところも好き。

  • ぬらりひょん さん

    お初の作家さん。陰陽師とタイトルにあるけど、主人公はどうも大沢掃部助らしい。公家が主役の時代小説ってあんまりないし、なかなかおもしろいんじゃないの?『鞠を高く蹴りあげよ』 がよかったかな。蹴鞠のルールなんてものがあるんだね〜。

  • makka さん

    室町末期、打ちつづく戦乱で荒れた都で必死に生きる庶民。主役は陰陽師、曲舞の座元、公家の雑色・青侍、細川晴元に使える侍。サブキャラの貧乏公家の山科言継と家来の大沢掃部助が、それぞれの悩みを聞き、「香需散」を売りつけ(笑)ながらも手助け、それなりに問題が解決。読み進めるうちに室町末期の庶民の悲喜交々な暮らしがうかがえるクスッと笑える5編の連作短編集。

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人物・団体紹介

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岩井三四二

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。’96年『一所懸命』で第64回小説現代新人賞受賞。「岩井三四二に外れ無し」と言われ、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で第10回松本清張賞、’04年『村を助くは誰ぞ』で第28回歴史文学賞、’08年『清佑、ただいま在庄』で第14回中山義秀文学賞、’14年『異国合戦 

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