夜を着る

井上荒野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163267500
ISBN 10 : 4163267506
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
20cm,186p

内容詳細

夫は今ごろ、他の女と一緒だろうか…。「旦那の尻尾を掴んでやろうぜ」という隣家の男とともに、夫の旅先へと後を追う妻。表題作をはじめ、男女に微妙な変化をもたらす8篇の短い旅を収録。

【著者紹介】
井上荒野 : 1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。89年『わたしのヌレエフ』で第一回フェミナ賞を受賞しデビュー。2004年『潤一』(マガジンハウス)で第一一回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    旅に関する短編8つ。どこにも旅情はない。男女の情が絡む。細くねっとりと絡む。でも、心の奥までは絡み取りきられていない。男も女も。どうしようもないやるせなさを抱えて、もしかしたらすごくひどい状況にいる自分なのに、ほんの少し客観的な視点を持っている。自分に、自分の不幸に酔っていない、それが読後にいい余韻を残している。不倫は誰をも不幸にするのだと思った。しかし、好きになってしまえば仕方ないのだろうとも思う。結婚していない二人なら、他に好きな人ができれば別れるのに、夫婦なら大抵は別れない。紙一枚の凄まじい重み。

  • ベイマックス さん

    可もなく不可もなく…。

  • ぷく さん

    『ここではないどこか』に行きたいと、焦っていた時期がある。 帰り道、いつもより、ひとつ手前の角を曲がると現れる、見慣れない風景。心が浮き立つけれど、しばらく歩くと、年中雨戸を固く閉ざしたままのあの家の屋根が見えてきて、ああ、結局私は今日もどこにも行けなかったと思う。でも心のどこかでほっとしている。男も女も、帰るべき場所、戻れる場所があるからこそ、どこかに行きたいと思うのだろうか。救いがないとは思わない、ただ、誰も救いを求めていないだけ。今の私に、ちょうどいい一冊だった。

  • のり さん

    とりとめもなく、オチがしっかりついているわけでもない、どうしようもない男女の、旅にまつわる短編集。家族旅行に父の不倫相手が合流する話は、半分自伝なのかなと推測する。ずるくて、ぬるい、男女の話は、著者の十八番。このぬるま湯は、何だかクセになるんだなぁ。今回もスルスルと流れるように読んでしまった。

  • あまりりす さん

    荒野さんの本、9作目です。いつも思うのですが、ぐいぐい惹きこまれる感じでは、ないんですよねぇ…足を取られて、気づいたら嵌っている、に近い感じ…で、一気に読んでしまうんですよね(_ _;)緩やかに、でも確実に、掴まれてしまうんですよねぇ。全部良かったんですけど一番好きだと感じたのは「三日前の死」です。ああ…絶対また読みたくなるなぁ…図書館本ですが、手元に置きたい本になりました。

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人物・団体紹介

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井上荒野

1961(昭和36)年東京生れ。成蹊大学文学部卒。’89(平成元)年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、’08年『切羽へ』で直木賞、’11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、’16年『赤へ』で柴田錬三郎賞、’18年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を

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