水底の光

小池真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163255606
ISBN 10 : 4163255605
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
20cm,228p

内容詳細

パレ・ロワイヤルの灯、真夜中の東京タワー、漆黒の闇に乱舞する蛍、白い霧に溶けてゆく花火…。イルミネーションに託して、ひとりで生きる女たちの仄かなプライドを描いた6編を収録した、傑作短編集。

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読書メーターレビュー

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  • リッツ さん

    短編集。世間では不倫と呼ばれる逢瀬、刹那の性愛に溺れながら世の中の全てはこの瞬間と思う…『うん、それも真実だよね、その時の当人にとっては』とついエラそーに分かったような達観したような気持ちで読んでいたが、何のことはない次第に掴まれていた。想いを残したまま別れた者たちは再び巡り会い、たとえ死が二人の世界を別つともいずれは同じところへ辿り着く…そんな境地に共感を覚え、恋愛小説はあんまり〜な私だったが「闇に瞬く」から「愛人生活」「冬の観覧車」と進むほどに孤独とほの暗さが香りたつ恋の世界を堪能していた。

  • 鈴木かもめ さん

    短編いずれも妻子持ちとの関係を、女性目線で書かれていす。 云わば不倫とかたずければ簡単ですが、恐らく現実にも有る愛情物語と受け取れる内容で、自分は当事者を支持します。 単に相性の良い人と『後で』巡り合っただけの事。感受性の高い人達です、現実にも多く居る為これだけのパターンのストーリー出来るのだと受け取ります。 何時もながら作者の感性の高さを感じ、『引き込まれ』、何冊読んでも不思議と飽きません。

  • あつひめ さん

    こんなに切々と・・・胸のうちを書いたようなお手紙を見ているような作品は初めてかもしれません。浮ついたふしだらな気持ちの恋ではなく、真面目で一生懸命な恋だから、苦しくて切なくて涙が止らないのかもしれない。光は暗いところでは目に見えるけれど、明るい昼間は見ることができないように、主人公達の心の思いは奥底にそっとしまわれているのかもしれない。どのお話も・・・それぞれ心に残るものでした。また小池さんの作品が読みたいです。

  • グラスホッパー さん

    濃厚。感情過多。

  • つぁんじぇん さん

    風呂場で気軽によめる短編

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