背負い富士

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163247908
ISBN 10 : 4163247904
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
20cm,436p

内容詳細

実の両親と別れ、養子に出された幼子が、激動の幕末に己の才覚と運で人生を切り開いていく。命がけで親分についていく森の石松をはじめ、大政、小政ら、次郎長一家オールキャストで臨む“一力版・清水の次郎長”。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校電子科卒業後、さまざまな職業を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で第126回直木賞受賞。江戸の下町に住む庶民の暮らしを、人情味あふれる筆致で描く作風で多くの読者の心をつかむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • wasabi さん

    清水の次郎長に森の石松、かつて父からよく聞かされた二人。どうやらかなりお気に入りの仁俠の徒なんである。我が世代の者どもは一様に彼らの名だけは知っている。ところがこの年に至るまで、彼らについて具体的な生き様なり功績なりをなんも知らない。近頃はテレビや映画でもその名をほとんど聞かないし、知らなきゃ知らないでいいんである。が、一力さんの著作を検索していたらこの本を見つけ、父のことを思い返したりして読みたくなった。ん〜、まあなるほど。昭和のおとぉさんまでは好いたであろう男気一本。でもやはり分かったようで分からぬ。

  • 藤枝梅安 さん

    「オール讀物」に05年1月号から06年1月号まで連載された長編。舞台は駿河の国・清水湊。「清水の次郎長」として知られる侠客の物語。明治26年から物語が始まる。次郎長と同い年の幼なじみで次郎長を支えた、音吉が語る次郎長の思い出話、という設定。薪炭商を営む美濃輪屋の次男として文政3年の元旦に生れた長五郎は母親の弟が営む米屋・甲田屋に養子に出され、米屋を継ぐことになる。米蔵の仲士・源次郎を兄のように慕う長五郎は、その後の人生で常に源次郎を範としていくことになる。

  • 半べえ (やればできる子) さん

    ★★★★

  • けい さん

    いやぁ、格好良かった。切ったはったは誉められたことじゃあ無いけれど、心意気は見習いたい。けじめ、とか、恩義とか、何より自分を律する心、忘れちゃなんないな。

  • 彩美心 さん

    おもしろかったんだが、粗筋をおっているようなもの足りなさもあった。   次郎長や石松について学べたのが大きい収穫だ。私はなにを隠そう地元民。でも彼らのこと何も知らなかった。かっこいい男たちがいたんだなぁ。誇りにしよう。

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人物・団体紹介

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山本一力

1948年高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。12年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。15年、第50回長谷川

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