一枚摺屋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163242507
ISBN 10 : 4163242503
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
城野隆 ,  
追加情報
:
20cm,310p

内容詳細

一枚摺のために親父が殺された。一体誰が、なぜ。勘当中の息子・文太郎は事の真相を探り始める。浮んできたのは、30年前の大塩平八郎の乱。幕末大坂の街を疾走する異色の時代小説登場。本年度松本清張賞受賞作。

【著者紹介】
城野隆 : 1948年、徳島県生まれ。大阪教育大学卒業後、教員生活を経て作家となる。1999年、「月冴え」で小説NON創刊百五十号記念短編時代小説賞受賞。2000年、「妖怪の図」で第二十四回歴史文学賞受賞。2005年、「一枚摺屋」で第十二回松本清張賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 松風 さん

    スリル&爽快感。もっと長編だといいのに。岩倉の密使やええじゃないかのくだりは読みたりない。

  • メデスキ さん

    一枚摺ってところを題材に選んだ着眼点は面白いと思うが、諸々が平坦な印象。学生の習作としては次作への期待を込めて楽しめるが、単発作品としては十把一絡とも言えないエンタメ具合。ええじゃないか、とかの採用やら、著名な人物を言葉だけで登場させたセンスは好感なんだが。

  • よっちゃん さん

    圧巻はラスト、民衆の狂乱「ええじゃないか踊り」。 大塩平八郎の乱は幕藩体制の弱体化を天下に周知させることになった。そののち公然たる幕政批判が登場しはじめた。その流れは激流となって加速する。そして長州征討による戦費の調達で物資が不足し、買占めや売り惜しみ、暮らし向きの悪化する。このあたりの状況が簡明に述べられています。長年の幕府支配体制に対する不満の鬱積から新勢力による改革への期待はいやおうなく高まるなかで、制御不能となった民衆の巨大なエネルギーは「ええじゃないか」の狂喜乱舞となって爆発するのです。

  • あかんべ さん

    盗人でもないのに、奉行所から目をつけられるので、逃げる逃げる。そのスリリングなこと。そして父を死に追い詰めた謎解き。一矢報いるための作戦。大切な仲間の死。テンポのよい読みやすい作品です。

  • オオイ さん

    幕末時の関西かわら版屋、時代背景と上手く併せて書いてある。

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