花まんま

朱川湊人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163238401
ISBN 10 : 4163238409
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
追加情報
:
20cm,264p

内容詳細

小さな妹がある日突然、誰かの生まれ変わりだと言い出したとしたら…。大阪の路地裏を舞台に新進気鋭の著者が描く6篇の不思議な世界。失われてしまった懐かしさを感じる作品集。〈受賞情報〉直木賞(第133回)

【著者紹介】
朱川湊人 : 1963年、大阪府生まれ。慶応義塾大学文学部卒。出版社勤務を経て、2002年、「フクロウ男」で第51回オール読物推理小説新人賞を受賞。翌2003年には「白い部屋で月の歌を」で第十回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。初の著作となった『都市伝説セピア』は直木賞候補となり、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    昭和の大阪下町。当時子供だった主人公たちが、生涯忘れ得ぬ不思議な体験を回想する6編の物語。常に生と隣り合わせにある人の死や大人が作る差別社会という現実に、"幽霊""輪廻""死者の意思""言霊"などのスピリチュアルな現象と昭和のノスタルジーを見事に織り交ぜた、どこか物悲しくも懐かしくホロリとさせるあたたかさが染みる作品。マイベストは、少女時代の性への好奇心と後ろめたさが、仄かなエロティシズムを以て描かれた「妖精生物」、言霊の力を信じさせてくれる「送りん婆」、死者の思いがコミカルに描かれた「摩訶不思議」。

  • ふじさん さん

    図書館本。初読みの作家。あまり読んだことのない趣向の本。六編の短編集、気に入り度合いには差はあるが、それぞれに違った味わいがあり、心をざわつかせる。人の世の罪、穢れ、不条理、弱さ、哀しみ、切なさを描きつつも、どこかに救いのあるストーリが大阪の古い町並みの中に展開される。古き大阪の町の温かみとユーモアも感じられると共に、どこか懐かしさを覚える内容に怖い話にも関わらず心が引き付けられた。ホラーが余り得意ではないが、この作品は、素直に心に染み入った。特に気に入ったのは、「トカビの夜」「摩訶不思議」「花まんま」。

  • 遥かなる想い さん

    第133回(平成17年度上半期) 直木賞受賞. 昭和の大阪の下町を舞台にして、何とも例えようも ない読後感を与えてくれる。異物の体験や現象を 子供の目を通して描きながら、哀しく感じたのは なぜなのだろう。  心の機微のようなものを繊細に描いていると思う。

  • R さん

    現代版御伽噺みたいな感じで、大阪を中心とした関西そこかしこを舞台に子供の目線から世間を見た短編集でした。基本的に人情話なんだけども、子供が主役だからこその絶妙な抜け方や、不思議との交わり方が見事で、そういうことあるのかもなぁという超常的なことと、大人になるとわかる理屈が子供が見ると同じように不思議なまま同列になっているのがよかった。表題作が一等切ない話だったけども、しみじみいい話だった。個人的には愛人が揃うまで動かない霊柩車の話がツボだった。

  • Atsushi さん

    ひと昔前の子ども目線で描かれた短編集。もう遠くなってしまった昭和が懐かしい。お気入りは表題作の「花まんま」。前世にまつわる不思議な体験を語る妹を怪しみながらもラストでナイトの役をつとめる兄の姿がいじらしい。第133回直木賞受賞作。

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人物・団体紹介

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朱川湊人

1963年大阪生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。03年には「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を、05年には『花まんま』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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