介護入門

モブノリオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163234601
ISBN 10 : 4163234608
フォーマット
出版社
発行年月
2004年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,106p

内容詳細

祖母に向き合う時にだけ、辛うじてこの世に存在しているみたいだ…。29歳、無職の「俺」。寝たきりの祖母を自宅で介護し、大麻にふける。饒舌な文体でリアルに介護と家族とを問う。〈受賞情報〉芥川賞(第131回),文學界新人賞(第98回)

【著者紹介】
モブノリオ : 1970年、奈良県桜井市に生まれる。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業、同専攻科除籍。その後、さまざまな職業に就き、バンド活動なども経験する。2004年、「介護入門」で第98回文学界新人賞、同作品で第131回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第131回(平成16年度上半期) 芥川賞受賞 第98回(2004年) 文學界新人賞受賞。 題名から、高齢化社会に おける介護の問題を えぐり出す話と勝手に 思ったのだが…現代に 生きる若者の祖母に 向き合う日々を描いた 内面の物語だった。 文体が、やや下品なのは 著者の意図なのだろうか。 若者と寝たきり老人、この 組み合わせは迫り来る日本の 姿なのだろうか。だが、あまりに ヤンキーっぽい口調は、読み続ける にはつらく、正直入り込めなかった。

  • R さん

    介護に関わる絶望と不幸と誇りと少しばかりの愛情をラップの歌詞のように綴る文章。小説というのか、詩というのか、よくわからんが、読みにくいのは間違いないはずなのに、訴えようとすることはよく伝わってくるし、なんだかんだ、介護における辛さと、そこにまつわる世間と、浅瀬でもがく人たちを揶揄というか糾弾する内容は、非常に先鋭的で面白かった。著者が一方的に正しいわけではないのをあえて知りながら、メッセージを伝えるために歌うという、ブルースにも似た魂を感じる文章だった。面白い、そして介護をする人はとても立派だ。

  • クリママ さん

    介護入門書ではなく、芥川賞受賞作である。重体だった祖母の退院後、29歳の音楽とマリファナ愛の彼は、祖母を母と2人の家に引き取り介護する。痴呆のある祖母と夜は同室に寝、おむつの交換さえする。たまに、何一つ手伝わず、文句ばかり言う叔母を非難する。YO、朋輩(ニガー)という言葉が時々含まれ、章立てもなく、段落もほとんどない、1文の長い文章。独特の言い回しに慣れず、スムーズに読み、理解したとは言い難い。が、介護を忌み嫌う言葉はなく、それが支えになっている。中表紙の写真。彼自身の体験か。好青年だ。

  • 踊る猫 さん

    町田康や中原昌也を連想しつつ、しかし彼らとモブ・ノリオが違うかなとも思ったのはこの作品では語り手が徹頭徹尾モノローグ(独語)の中に閉じこもってしまっている印象があるということだ。うまく行かない介護についても、ミュージシャンを目指す日々のうだつの上がらなさについても、他者を取り入れればコミカルにはずみのついた展開になろうに、そうした「(行き詰まった主人公の思考に)風穴を開ける」他者がなかなか現れない。いや、現れていても主人公の内的独白の濃度が濃すぎて取り込まれ・呑み込まれているのかもしれない。その濃度が怖い

  • たつや さん

    第131回芥川賞受賞作。本物の介護入門ではありません。過去の受賞作を見ていて知りました。それまで、著者の存在すら知りませんでした。比べるのも、どうかと思いますが、「スクラップ・アンド・ビルド」とは打って変わって、ファンキーでポップな介護入門的、著者の体験談も交えた文学でした。アメリカの橋の上から投身自殺をしようとしている男とアブラムシの話が、短編のようで面白かったです。所々、文学的でうまいな。と思うところも多く、さすが受賞作と感心しました。でも、介護問題はもはや人ごとではないですね。金髪の著者とおばあさん

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モブノリオ

1970年、奈良県桜井市に生まれる。大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業、同専攻科除籍。2004年、「介護入門」で第98回文學界新人賞受賞、同作品で第131回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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