いとしのヒナゴン

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163234007
ISBN 10 : 4163234004
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
20cm,461p

内容詳細

30年ぶりに現れた謎の生物ヒナゴン。役場の類人猿課に配属された信子は、その存在を次第に信じるように。市町村合併問題、町長選をめぐって、ヒナゴン騒動はヒートアップ。井川遙主演で映画化決定。

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読書メーターレビュー

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  • chiru さん

    故郷を愛してやまない大人たちの汗と涙と笑い溢れる物語。とある町に突如現れた類人猿「ヒナゴン」。未知の怪獣を凌ぐ濃いメンツが面白い!矢沢命の元ヤン町長、「夜露死苦」と書かれた年賀状、ガキ大将のまま大人になった彼らは、人間味に溢れたすごくいいヤツ!やがて町長はヒナゴンを追いつめていく‥‥世界はいつだって「不思議」だらけ。幽霊やUFOや解明できない謎にどんなにワクワクしただろう!「憧れる」ことと「信じる」ことは多分同じなんだ。夢に見た未来や「ヒナゴン」は心の中でいつまでも生き続けるのだから。★4.5

  • ミッフー さん

    「疾走」のような暗くて暴力的な作品😱「愛妻日記」のような電車内で読むの躊躇うくらいのエロい作品🔞作家として多様な顔持つ重松氏、この作品は彼の最も得意とする⁉️人間愛、郷土愛に溢れたポピュラー作品です📖 岡山県で生まれ育った僕、そうそう比婆ゴンってガキの頃話題になったよな🤣お隣広島県の比婆郡での当時出来事をモチーフに書かれた作品だから言葉も広島弁か岡山弁か懐かしい聴き心地よい方言ばかり🤣都会の人は読み辛かったかも😅水戸黄門如く、重松氏毎度のパターン風作品だけど、何故だかスッと心に染み込みます👍

  • ともくん さん

    1970年代、広島県比婆郡比婆山、ヒバゴン現る。 嘘のような本当の話。 この実話をベースに重松清が、市町村合併問題を絡め、ハートフルにヒナゴンを描く。 私たち、日本人の誰もが心の中に持っているような、山奥の町。 そして、心のキレイな人たちにしか見えない、ヒナゴン。 ヒナゴンの正体とは、何なのだろう。 それは、私たち一人一人の胸にあるのではないだろうか。

  • たか さん

    『ヒバゴン現る!』私が幼かった頃、広島県比婆山で実際にあった、類人猿型UMAの目撃情報。まだ、メディアが今ほど発達していない時代で、こういった目撃情報はチラホラ耳にされ、幼かった私はワクワクしたものだ。 この実話をベースに、重松清が市町村合併問題を絡め、ハートフルにヒナゴンを描いたのが本書だ。 この小説は『信じる』ことがテーマ。 ヒナゴンは本当にいるのか。 迷いながらも、強く信じることを貫き通した人たちに、最後に奇跡が訪れるのだろうか…。 最後まで読んだ人だけが、その感動を享受できる。B評価

  • ユザキ部長 さん

    このタイトルにしては長いページ数だな〜。読み終わるまで苦労した。また内容もタイトルとは想像つかない市町村合併に揺れるちいさな町の話しでした。重松さんは矢沢永吉さんのファンなのかな?またまた破天荒なキャラが出てきて楽しめました(笑)

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人物・団体紹介

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重松清

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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