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火天の城

Kenichi Yamamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163232102
ISBN 10 : 4163232109
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan

Content Description

信長の無理難題、甲賀者の妨害、相次ぐ天災などを乗り越え、安土城を完成させた岡部又右衛門以言、以俊父子の戦国版プロジェクトX。〈受賞情報〉松本清張賞(第11回)

【著者紹介】
山本兼一 : 1956年、京都市に生まれる。同志社大学文学部美学専攻卒業後、出版社勤務をへてフリーランスのライターとなる。99年「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、「火天の城」で2004年よりリニューアルされた第十一回松本清張賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nakanaka

    岡部又右衛門以言と息子の以俊を主人公にした安土城建築の話。面白かったです。戦国時代にありながら武将ではなく宮大工を主人公にしているという点が斬新でした。信長にも一目置かれる以言のプロフェッショナルっぷりに同じ男でもやられてしまいます。始めは自信家で若造だった以俊が徐々に成長して立派な棟梁になっていく過程も楽しめました。しかしとんでもない建造物だったんですね、安土城は。現代に残っていないのが残念です。私自身岡部親子と重なる部分のある境遇なので興味深く、また共感もしながら読めました。山本作品は面白いなぁ。

  • ゆみねこ

    壮大で華麗な安土城を築いた番匠たち。棟梁岡部又右衛門以言、又兵衛以俊親子を中心に話が進められる。信長からの無理難題に智慧を凝らして応える職人の心意気。父と息子がいつしか心を通わせ、共に天主構築に励む姿は感動的でした。愚かな信雄のせいでこのお城が焼失してしまったことは、返す返すも残念です。

  • けい

    小学生の頃の友達との会話『安土城は誰が建てたか?』「織田信長」『ブー。大工さん』の大工さんの話です(余計分かりにくいって)戦国末期にこの様な城を建てようとする信長自身の非凡さとそれを支えた人々の非凡さを表す物語となっています。 初読のはずなんですが知っている主たるエピソードが多数?映画を先に見てましたね。原作とはかなり違う話になってますが。古の職人達の情熱やほこりを身近で感じられるとともに一つの時代が終わるはかなさを感じさせてくれた作品でした。

  • クリママ

    信長の命により、安土城の建築を請け負うことになった番匠頭。無理難題に答え、関わるすべての人をまとめ、甲賀の妨害をも対処する。今は安土城を見ることはできず、ググれば、その奇想天外な建築に驚いた。様々な場面の中でも特に、木曽の檜の大丸太を川で流す場面、巨大な石を人力で運ぶ場面など、臨場感と言い、迫力と言い、手に汗を握った。そして、番匠たちの矜持、心意気をひしと感じた。だが、それほどまでにして建造された城の行方を思うと虚しく、樹齢を千年を超える檜さえ哀れに思ったが、本作は、熱量溢れる、骨太の秀作だった。

  • hiace9000

    安土桃山城築城を託された岡部棟梁父子の魂が沸る建築プロジェクトに惚れる圧巻の読み応え!松本清張賞に納得の歴史傑作。大工、石工、杣らの己の職と腕への矜持が重なり、積み上がり、束ねられ組み上がっていく過程、文面の集密感はひしめき合い、読み手の魂を軋ませる。絶妙なる木組みと人組み、それを成し遂げた又兵衛や以俊らの気骨、それを成さしめた信長の気骨を思うと、「火天の城」となり灰塵に帰した、もはや見ること叶わぬ安土城の往時の威容を偲ばずにおれない。世の無常と盛者必衰、されど人の情熱は冷めず。実にいい作品に出会えた。

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