雪ひらく

小池真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163225005
ISBN 10 : 4163225005
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
20cm,242p

内容詳細

愛する術も、思い切る術も、ひとりで生きる術も知っている。だから…いま、この悦びだけがあればいい。秘めた関係を断ち切って故郷に戻った女の心の空ろを、細やかな筆致で描く表題作ほか5篇を収録した短篇集。

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読書メーターレビュー

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  • ナキウサギ さん

     私は、男性を夫、旦那、主人と呼ぶことに抵抗がある。なぜだろう。なかなか馴染めない。何か欠けているんだきっと。添い遂げた 男性の記憶が自分のどこにしまいこまれているかは、、わからない。決して消すことはできない。苦かったことが削ぎ落とされて思い出す事もこれからあるだろう。「場所」や「雪ひらく」「仄暗い部屋」を読むとかけらみたいに過去の思いがキラキラしている。 だから小池さんの作品は手放せない。生きていこうと思う。

  • マツユキ さん

    たまには恋愛物を。短編集です。四十代の女性が主人公で、不倫なんですが、離婚や、結婚を望んでいるわけじゃない。心や身体の繊細な触れ合いがあり、引き込まれました。非現実的で、澄んだ空気があり、好きですね。

  • mami さん

    いやらしくない。だからなおのこと秘めた感情が伝わってくる。そんな大人の男と女を描いた短編集。かつての恋人の死を知る「場所」が特に印象深い。私が同じ立場になったらどうするのだろう。

  • 更夜 さん

    女の中にある埋もれ火のような情念の世界を描く短篇集。小池真理子さんの文章だからこそ、中年になっても男が絶えないという女が上手く描けるのだと思う。決して官能小説ではなく、女小説。ただ、こんなに男に関わり合い続けるのは私はもう、いいや、という感じがする短篇もありました。恋しても穏やか、というのは達人のできることだと思いますよぅ。

  • まゆげ さん

    6話の短編集。「場所」が一番好き。ってことは私も心の穴が開いてるのかなぁ…。

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