ぼくのキャノン

池上永一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163224305
ISBN 10 : 4163224300
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
20cm,317p

内容詳細

戦時中、グスクに設置され村の象徴とされてきたカノン砲。戦後、オバァらの力で、村は沖縄でいちばん豊かになった。だが、実は絶対に知られてはならない大きな秘密が…。復帰世代の作家が初めて描く沖縄戦。

【著者紹介】
池上永一 : 昭和45年(1970年)、沖縄県那覇市生まれ。平成6年、早稲田大学人間科学部在学中に『バガージマヌパナス』で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。平成10年、受賞後初の長篇『風車祭(カジマヤー)』が直木賞候補になる。沖縄の豊かな伝承と、若い感性が見事に融合した物語世界で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • daubentonia さん

    “戦争”の残すものは、どうしてこんなに悲しいんだろう…。現実離れした設定ではありましたが、沖縄の抱える戦争や米軍基地の問題を改めて考えさせられました。住みよい村を夢見て戦争からの復興を目指した、マカト・チヨ・樹王がどうしてキャノン様を崇めるようになったのか?キャノン様の実際は?明らかになった時、純粋な想いに涙が出ました。『歴史を忘れないことと怒り続けることは同じじゃない。』とても深い言葉だと思います。

  • はる さん

    かなり劇画的なところにはついていけなかったり ^^; もしましたが、池上作品ならではの沖縄の広大な自然や独特の時間の流れ方、超個性的な登場人物(笑)、迷信的なエピソードなどなどは大好きです。^^今回のストーリーも好みでした。読みながら『もう少し違うタッチだったら、ここで泣いてるだろうなー』と思ったことも多かったのですが・・・重い話をあえて軽く書かれたのかなー?と思ったりも。

  • naminnie さん

    池上作品、案外どれも好きなのだけれど、その中でも一等好きだ!!現実離れしているけれど、愛と勇気がいっぱいつまった物語だった。今んとこ2010年1番。そして、2010年100冊目。

  • atyang さん

    「キャノン様」と崇められている砲台と、その麓にある街に伝わる秘密を描いた作品。「ことぶき」!

  • M さん

    歴史を絡ませている割にリアリティーが無い。ファンタジーだと思えれば大丈夫かと。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

池上永一

1970年沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。94年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第六回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。97年刊の『風車祭』が直木賞候補に。17年『ヒストリア』で第八回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品