夢枕獏

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本

陰陽師　首

夢枕獏

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784163222707
ISBN 10 : 4163222707
フォーマット
：
本
出版社
：
文藝春秋
発行年月
：
2003年10月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村上豊 ,  
追加情報
:
１７ｃｍ,１２７ｐ

内容詳細

『陰陽師龍笛ノ巻』に収録された傑作「首」が今、美しい絵物語となって妖しく生まれ変わった。読む者を平安の呪の世界に引きずり込む、陰陽師シリーズ・フルカラー絵物語第２弾。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キジネコ さん

    読了日：2016/09/02

    今更　何を、どう云うて見ても足りません。この二人の仕事　絶にして妙でございます。絵を見て語りを味わい　又声に出して耳で聞き　再び三度の絵を眺める。怖い怖い話が　何処とのう　可笑しく　かわいく　切なく　辛い。心に癒えぬ生傷を　お持ちの向きには　罠に絡め取られて不覚の涙　泣きの仕掛けも抜かりない。今生の暮らしを照らす明かりの眩しさは　妖、物の怪　魔のものへの詮無い結界かも知らんけど　一番の肝心は　やっぱり己の心の闇に巣食う魔。首の御話です。首がね　ひもじや　ひもじや…て　追いかけてくる話。良かったらどうぞ。　

  • さくらさくら さん

    読了日：2019/05/23

    『首』陰陽師シリーズ。薄くて小さめの挿し絵が多いタイプ。いや～面白かった。加茂保憲さんが登場する話。小説の中に今昔物語集が出てくるのだが、まだ読んだ事がなかったので、通販で購入し到着待ち。楽しみ～。(^.^)

  • nico.pp1 さん

    読了日：2015/03/16

    恐ろしい内容のはずなのに、味のある絵が和ませてくれ、いい雰囲気でした。ラストの人の本性とは…の部分が妙にしっくりとくる。博雅の好ましい人柄のお陰で、今回も癒された！

  • 土瀝青 さん

    読了日：2016/01/06

    この世にあるのは、人ばかりではないんだなぁ、としみじみ。叙情豊かな絵と一緒に読む夢枕獏の陰陽師の世界、ほほがゆるみっぱなし。猫又が、かわいいよ。

  • drago ＠GW車中泊旅行計画中。 さん

    読了日：2013/06/14

    絵物語シリーズ第２弾。安倍晴明の師匠は賀茂忠行。その息子である賀茂保憲も陰陽師。晴明と保憲の活躍譚。青音姫はなぜ六角堂に行ったのか、あの時点で既に呪われていたのか、謎のまま終わったのがスッキリしない。　☆☆☆★★

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夢枕獏

１９５１年生まれ。７７年、「カエルの死」で作家デビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、８９年に第１０回日本ＳＦ大賞を受賞。『神々の山嶺』で、９８年に第１１回柴田錬三郎賞を受賞。２０１７年に第６５回菊池寛賞を受賞。１８年に紫綬褒章を受章

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