箱崎ジャンクション

藤沢周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163222400
ISBN 10 : 4163222405
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
追加情報
:
20cm,338p

内容詳細

今日も俺は、ルームミラーの奈落に落ちていく…。東京の光と影に苛まれるふたりの孤独なタクシードライバーが、最果ての死に場所を求めて街を駆けめぐる。終わりなき彷徨を描く、待望の傑作長篇小説。

【著者紹介】
藤沢周 : 1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。93年「ゾーンを左に曲がれ」でデビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で第119回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GaGa さん

    都心を流す二人のタクシードライバー、二人の奇妙な触れ合いと友情にも似た交流を描いた、実に男臭い作品。この作者は初。芥川賞受賞作家。いやになるくらい湿度を感じる文体ながら、やさぐれた男の切なさが感じられる佳作。内容は全然違うけど、映画「真夜中のカーボーイ」を思い出した。

  • occaa さん

    もう一度読みたい本。終始陰鬱な雰囲気が漂うが、スリル満点のスピード感とドキッとさせられる以外な展開の連続に引き込まれた。

  • 遠い日 さん

    圧倒された。室田と川上、2人のタクシードライバーが醸しだす独特の雰囲気。ざらざらひりひりした、暗いもの。滅亡なんて日常には似合わない言葉だけど、まさにそれに向けてひた走る2人。妻との離婚、彼女の再婚に心を憔悴させる室田と、離婚して幼い娘を妻に渡したものの、一目見たさに埠頭公園に通う川上。2人は、箱崎ジャンクションを接点に近づきあい、絡み合い、やがて縺れあいながら“道連れ”という関係に嵌っていく。憂鬱などという簡単には言い表せない心理。もっとどす黒く動きのある心。思いつめた人間の心のベクトルが恐ろしかった。

  • yosssy さん

    タクシー運転手・室田。別居中の妻、精神安定剤、心の中の葛藤、箱崎ジャンクション、川上、タクシー交換。現実と妄想が入り混じってぐちゃぐちゃ。何しろ読み疲れた。。

  • いつき さん

    じっとり気怠い物語。頭のおかしいタクシードライバー2人の陰鬱とした友情。タイトルに惹かれて借りてきたけど毒にも薬にもならない内容だった。

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人物・団体紹介

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藤沢周

1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。93年「ゾーンを左に曲がれ」(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第一一九回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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