葉桜の季節に君を想うということ 本格ミステリ・マスターズ

歌野晶午

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163217208
ISBN 10 : 4163217207
フォーマット
出版社
発行年月
2003年03月
日本
追加情報
:
20cm,444p

内容詳細

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた“何でもやってやろう屋”探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は…。新本格第一世代の雄が騙しの極致に挑んだ、最後まで目が離せない長篇。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)しかも完全にやられた。思ってない事になり、びっくりしたぁ〜^_^あと、紅葉時の桜の葉を思い出せない。春は賑わうのに年に1度だけの桜の木。寂しいようで、年1回は絶対華やけて羨ましいのかどっちかなぁ^_^;

  • takaC さん

    環境的に新刊チェックが手薄だった頃に発売されたので文庫落ちしてから読んだ本。その時は”はざくら”を”さくらば”と読み間違えていたので世間の皆より衝撃が小さかったかもしれないと思って再読したが、この話は再読には向いていないということが判った。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    物語を読む時は登場人物のイメージ浮かぶわけで。どんでん返しあること読み友さんレビューで知ってはいても、まさか最大のトリックがそれとは。脳内に紡いできたイメージと違いすぎて、先に来たのは拒否反応。有りですか、それ?情事後のシーンからのスタートや後輩キヨシの描写に、やられた感が遅れてじわじわ満ちてくる。これはもう、他の作家さん含め二度と使えない?トリックですね。『脱いだらすごいんです』六つに割れた腹筋・ハードボイルド成瀬。私はね・・・『脱いだらむごいんです』

  • いつでも母さん さん

    前から気になっていたが、読友さんのレビューでやっぱり気になり、ようやく手にする。二十歳の自分と七十歳の自分とで何が違うかー肉体的な事ではない。ただ若いだけで全てを手にしたと勘違いしていた自分もそれはそれで良い。だが、相応に老いた今も悪くはない。ですよね?先輩諸氏!そこでの今作。やられたなぁ。まさかこんな内容だったとは。面白かった。すっかり騙されていた私。節子もなかなかやるなぁ・・って、感心出来ることじゃあないのだけれど。『絶望ノート』が強烈な印象だったがこちらが好みだ。歌野晶午、恐るべし。

  • barabara さん

    ミステリ好きなら必須(誰もが通る道?)の一冊に鳴った感がある。内容は書いたら一発アウト(笑)賛否両論あるが、私は単純にすごいな〜と楽しめた。文庫より、ハードカバーの表紙が好き。17

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人物・団体紹介

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歌野晶午

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2003年『葉桜の季節に君を想うということ』で「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」でともに第1位、第57回日本推理作家協会賞(長編および連作短編部門)、第4回本格ミステリ大賞を受賞。10年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふ

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