震えるメス 医師会の闇

伊野上裕伸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163211305
ISBN 10 : 4163211306
フォーマット
出版社
発行年月
2002年08月
日本
追加情報
:
333p;20

内容詳細

「先生、この治療だと病院が赤字になります」。深夜の救急病院、若手医師の懸命の治療は事務長の判断で止められた…。制限される治療方法、レセプトをめぐる損害保険会社との暗闘。業界騒然の医療サスペンス。

【著者紹介】
伊野上裕伸 : 昭和13(1938)年、大阪府生れ。国学院大学文学部日本文学科卒業。高校教師、興信所調査員等を経て、昭和50年から損害保険調査員として働く。以来、三浦和義事件をはじめ交通事故・医療・火災調査などを数多く手掛けた。平成6年、「保険調査員赤い血の流れの果て」で第33回オール読物推理小説新人賞を受賞。平成8年、『火の壁』で第13回サントリーミステリー大賞読者賞及び日本リスクマネジメント学会文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • だい さん

    退廃する医業、権力に手を掛けながら悪行を続け、崩壊していく医師。医師の「命の救済者」としての使命感はどこへ行ってしまったのか。ノンフィクションとして読んだが、なかなか奥が深く考えさせられる内容だった。

  • うさうさ さん

    医師会の闇の部分にメスを入れた医療サスペンス。損害保険扱いか健康保険扱いかで、診療報酬に3倍以上もの開きが出る為、病院側と損保側では争いが絶えないらしい。著書は損保側から書いた病院内部の実情。まさに医療は算術。

  • すばるM45 さん

    作者は元損害保険調査員なので、説得力はありました。 ただ、医者と政治家は金に汚い、腹黒いってのが一般常識化してるから(笑)今さらね〜っていうのが正直な感想かな? 決着が付いてから新薬研究に至ったくだりが出てきたり、いいように悪態をついていた医師会長が妙に諦めが良かったり、構成には?でした。

  • Misa-pi さん

    著者が書きたかっただろう医療、医師会の闇の部分がこれでもかとてんこ盛りに描かれていて、ハラハラドキドキ怒ったりスッとしたり楽しんで読めました。

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人物・団体紹介

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伊野上裕伸

昭和13年、大阪府生まれ。国学院大学日本文学科卒業。高校教師、興信所調査員などを経て、昭和50年から損害保険調査員として働く。三浦和義事件など、数多くの保険金詐欺事件の調査を担当。「赤い血の流れの果て」で第33回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。「火の壁」で第13回サントリーミステリー大賞

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