デッドウォーター

永瀬隼介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163208206
ISBN 10 : 4163208208
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
追加情報
:
389p;20

内容詳細

拘置所の厚い壁の中で、死刑にも些の恐怖も感じぬ殺人鬼に復讐は可能なのか。希代の殺人鬼と事件ライターを繋ぐ、血塗られた絆とは…。取材に裏打ちされた迫真の描写で描くサスペンス傑作。

【著者紹介】
永瀬隼介 : 1960年、鹿児島県生まれ。国学院大学卒業後、週刊誌記者を経て、フリージャーナリストとして独立。主に犯罪ノンフィクションを手掛ける。2000年に『サイレント・ボーダー』を発表し、小説家としてデビュー。その他の小説作品に『アッシュロード』があるほか、本名の祝康成名義で『19歳の結末 一家4人惨殺事件』『真相はこれだ!不可思議8大事件の核心を撃つ』のノンフィクション作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yu さん

    ちまちまとiPhoneのkoboアプリで読了。 紙で読めばよかったな〜と後悔。 途中までは、思想・哲学的な要素が強すぎて、羊たちの沈黙を狙っているのか?と思ったけれど、途中からの展開に惹きつけられた。 加瀬が壊れていく様、加瀬の妻が壊れていく様。そして、「至高」の存在が判明し、ついには穂積が・・・。 人が人を操ることの怖さ、人の脆さ、それに付け入る側の人間の思考。 人と人との関係性がちょっとズレるだけで、人間はこんなにも簡単に壊れていくものなのだなと感じた。

  • あっ!chan さん

    拘置所の中にいる殺人鬼の死刑囚に復讐を果たすという奇想天外な構成に最後まで息がつけなかった。想像以上にタフな字数に手こずったが全く飽きなかった。読み終わってから読み返したプロローグが、正にこの物語の真髄を見事に表していた。あと特に死刑シーンの描写は取材の賜物なんだろうけど、リアル感がいっぱいだった。死刑制度の賛否は色々あるが、必ず執行する人もいるということも忘れてはならないと…そう思うとラストの親子三人のシーンが心に残った。

  • むう さん

    うん、面白かった (^◇^) いくつもの謎が重層的に交錯し、多くの登場人物がそれぞれ伏線を張り・・・クライマックスに向け全ての仕掛けが目まぐるしく疾走し、一気に大団円へ…とまあ、ミステリ50%、アクション30%、それにハードボイルドとメロドラマが少々、てなところでしょうか(笑)。ややバイオレンスとグロもありますが、まあ、許容範囲ということでお赦しをば(;´・ω・) 最大のネタばらしが「えーっ? それかい??」という声もちらほら…(ry 少しばかり重いけど、エンタメ小説としては楽しめました♪

  • しゅしゅ さん

    凶悪なレイプ犯と崖っぷちのフリーライターの攻防戦。穂積のキャラクターがいかにもという感じですごく良かったです。ただ、なぜ彼がそこまで鬱屈してしまったのかについてはあまり詳しく触れられていなかったため、物足りない気もしました。そして加瀬も、周囲が彼に従っていくにつれ、色んな意味で逞しくなっていく訳ですが、最初から最後まで気が抜けない作品でした。ベタな展開かもしれませんが、人間くさくていい小説だー!

  • ジョーカー さん

    なかなか楽しめた。読み終わってからプロローグ再読そうゆう事!

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人物・団体紹介

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永瀬隼介

1960年、鹿児島県溝辺町(現・霧島市)生まれ。「週刊新潮」記者を経て’91年、独立。本名・祝康成名義で『一家四人惨殺「十九歳」犯人の現在』(月刊「新潮45」掲載)等、主に犯罪ノンフィクションを手がける。その後、劇画『ゴルゴ13』の原作脚本も多数執筆した。2000年、『サイレント・ボーダー』(文藝春

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