波のうえの魔術師

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163202808
ISBN 10 : 4163202803
フォーマット
出版社
発行年月
2001年08月
日本
追加情報
:
20cm,252p

内容詳細

得体の知れない老人とプータロー。珍妙なコンビが、某大手銀行株に“罠”を仕掛けた。注目の新鋭が描く巨大な敵との凄絶なる戦い。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業後、広告制作会社などを経て、フリーランスのコピーライター。97年9月、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール読物推理小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はじめさん さん

    石田衣良初期作品。大学卒業後、パチプロとして生計をたてる青年が出会った老人。裏社会にも顔が利くが、武闘派というよりインテリ系…なにを見込まれたのか、周りの新卒給与と比べても破格のサラリーで雇われ、老人とともに、凪いでいたかと思えば嵐となる株式市場(マーケット)という海原へと漕ぎ出す。独自の相場観を身につけたところで、老人から明かされる計画…カネで泣いたものを救済するのはカネだけか。開戦するマナー・ウォーズ。正規のビッグウェーブにノるしかない!/ 劇中は1998年。まだサブプライムやNY自爆テロもない世界。

  • メルト さん

    謎の老人に株式投資のいろはを教えられた青年が、老人と共に知略を巡らせて銀行を転覆させる、という物語。題材だけみると池井戸潤あたりが書いていそうな感じだけど、キャラ設定のバランス感覚で明るくポップに仕上げていて、たしかに石田衣良の物語になっている。個人的には銀行員の女性との(逆ハニートラップの)恋愛のパートがすごく良かった。とても面白いし勉強になるのだけど、株式投資のハラハラ感をもう少し感じられたらとも思った。

  • tommy さん

    石田依良さん 初読了 結構昔の作品ですが嫁に勧められ読んでみた 主人公のフリ−タ−が謎の投資家 小塚老人の手伝いからマ−ケットの魅力に取りつかれていく様はなんかワクワクした しかし無気力なパチプロフリ-タ-を一目見るだけでできる奴と見抜く小塚老人のガラス玉の眼力は凄いな〜と感心 最後は、小塚老人にハメられたように刑務所送りでとんでも無い目にあわされますが最後は小塚老人の計画通りにハッピ−?におわり 白戸君のその後が気になるな〜

  • なつ さん

    株のお話し。数字に弱い私はチンプンカンプンでしたが、それなりに面白かった。

  • みさ さん

    タイトルが実に秀逸な一作。FXや株取引で儲ける人も身を亡ぼす人もいる中、リスクヘッジの意味だけでなく精神的な意味として、「欲望をコントロールする」というのは実に金言。銀行という大敵を目の前に株を武器にアングラに戦っていくのにはらはらする。主人公の変貌ぶりも含めて面白い小説だった。

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人物・団体紹介

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石田衣良

1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

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