魔女

樋口有介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163199801
ISBN 10 : 4163199802
フォーマット
出版社
発行年月
2001年04月
日本
追加情報
:
20cm,358p

内容詳細

元恋人の焼死事件を追って、大学生の広也が辿り着いた真実とは…。『ぼくと、ぼくらの夏』の著者が放つ、清新な青春ハードボイルド長編。

【著者紹介】
樋口有介 : 1950年群馬県前橋市生まれ。国学院大学文学部哲学科中退。世界各地を放浪し、業界紙記者などさまざまな職業を経て、88年デビュー作『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞。90年夏『風少女』で、直木賞候補となる。主な作品に『彼女はたぶん魔法を使う』『夏の口紅』『ともだち』『刺青白書』等。本作は第20作目の書き下ろし長篇である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キー さん

    就職浪人の若者が、テレビ局報道部の記者でスクープを狙う姉に依頼され事件を調査するミステリー。 若者らしからぬ冷めた感性の主人公による第一人称で語られるのが、ハードボイルド風味です。 調査する事件が、主人公が短い間付き合ったことがある若い女性の焼死という点、調査の過程でその女性の妹と変わり者同士で惹かれあっていく様子が描かれる点は、青春ミステリー風味。 冷めた主人公像や、中盤にオカルト風味が増加するところは魅力的でしたが、全体的にはどこかで読んだことのあるようなミステリーになってしまっているのが残念でした。

  • つきみ さん

    マイブームの「魔女」つながりで選んだ本。以前「ピース」を読んだときにも感じましたが、会話にリアリティがないのがいちいち気になってしまい、ペースダウン。登場する女性たちにも共感できなかったのが残念です。

  • 流花 さん

    逆らえない強い姉に頼まれて調べ始めた元カノの焼死事件、 調べるうちに複雑な元カノの過去が明らかになり…登場する女性達がそれぞれインパクト強い性格で面白かった。 犯人が考えていた人と違ってたけれど、女の怨念とも言える嫉妬が根幹にあったんだな。

  • ろけっと さん

    アパートで若い女性が焼死した。その女性は主人公が2年前に付き合っていた女性で、ある依頼から調査を始めることになる。しかし、彼女には主人公の知らない顔があった。ミステリーからオカルティックな展開を経て明らかになる真実。「そういえば、女なんてみんな魔女みたいなもんか...」というセリフがGood!!

  • かず さん

    山口広也はキャスターに成り上がりたい、姉の水穂に元カノの千秋の死について殺害されたのか?を調べるよう要求され、調べることになる。千秋の同僚や学生時代の友達、不倫関係にあった相手に話しを聞きに行く。彼ら彼女らに聞く千秋は自分の知っている千秋とは違っていた。そして千秋の妹のみかんは千秋の事を魔女だと言う。そして千秋は魔女の力で父親までも殺したということだった。千秋は本当に魔女なのか?そして千秋は殺されたのか?単調に感じた。人物も筋もすべてが単調で犯人にたどり着く時も驚きもなにもなく淡々としていて残念だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

樋口有介

1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』が第103回直木賞候補となる。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品