汀にて 王国記 2

花村萬月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163197609
ISBN 10 : 4163197605
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
追加情報
:
20cm,268p

内容詳細

「私の故郷、五島を見ませんか」と教子は誘う。旅の先々で朧が垣間みせる殺人者の横顔。そして教子が確信する2人の関係の果ては。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナチュラ さん

    王国記シリーズ2巻(文庫は3巻)。「汀にて」と「月の光」の中編2話を収録。前回の『ブエナ·ビスタ』と同じく、【朧】目線と、【赤羽】目線の話になっている。朧は施設を抜け出し長崎へ、赤羽には思わぬ来客が来て……。お互い閉ざされた世界から抜け出し、何かが動き出しそうな予感がしてくる。危うさのある空気感がたまらない。

  • あおさわ さん

    朧と教子の逃避行「汀にて」赤羽元修道士と瀕死のシスター・テレジアと無の「月の光」どっちも肉体と感情、人と神が言葉の下で血を流して絡み合うようです。朧はこれから何をしでかすやら;

  • J_L_B_459 さん

    朧と教子のいいたび夢気分はやや緩慢で退屈だが、インテリ中年男の粘りつくようないやらしさを堪能できる「月の光」が秀逸。肉体感覚の執拗かつ鮮明な表現が特徴的。

  • ぴよ さん

    宇川…くん…。彼の犯罪予備軍っぷりといったら…。朧は人を既に殺していて、教子は朧の子どもを産んだテレジアに殺意を抱いていて、赤羽はその朧とテレジアの子どもを思わず殺そうとして…等々、そんな描写も吹き飛ぶくらい、ストーカーじみた思い込みに囚われている宇川くんに一番リアルな恐怖を感じてしまいました。百合香、後ろー!

  • kageyama さん

    レッドウィング厭世修道士が遠征する話。

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人物・団体紹介

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花村萬月

1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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