天皇の船

麻野涼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163196107
ISBN 10 : 4163196102
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
381p;20

内容詳細

日本とブラジルで起きた殺人事件の被害者の手に握られた旧円紙幣の謎を追う新聞記者たち。戦後移民史の闇を描く弩級サスペンス。

【著者紹介】
麻野涼 : 埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。現在フリーライター。ブラジルを中心とする。日系人移民史・現代史をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Urso さん

    史実を元にした殺人事件。戦後の日系ブラジル社会で起こった"勝ち組vs負け組抗争"(日本が戦争に勝ったと思っている勝ち組vs負けを認識していた負け組の対立と暗殺事件)や"帰国詐欺"(日本が戦争に勝ち、天皇が自分達を迎えに来るというデマを流してお金や土地をまきあげたりした)を背景に、それに絡んだ者達が次々に殺されていく・・・。物語としても非常におもしろいが、フィクションでありながら史実に忠実に書かれているので、ブラジル日系社会について知るための良書。

  • だけど松本 さん

    登場人物が多くてごちゃごちゃしてるし、いつ過去から現在の話になったのかもよくわかんなかったし、最後の方数ページだけで収集つけるんじゃなくて、もっと読者がどういうことなのか考えられるようヒントを小出しに与えながら書いていけばよかったのにと思う。

  • mitsuru1 さん

    日本、そしてブラジルで別々に起きた殺人事件。二つの死体は旧円紙幣を握り締めていた。 中南米への移民の実態と、終戦後の日系社会の混乱と事件など、少しは知っていたが何ともはやな話である、そして現代でも日系の人々に対する使い捨ての態度は変わっていないのかも。話は重苦しいが傑作だと思う。

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人物・団体紹介

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麻野涼

1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームで、ノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓

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