一十郎とお蘭さま

南条範夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163189307
ISBN 10 : 4163189300
フォーマット
出版社
発行年月
2000年01月
日本
追加情報
:
264p;20

内容詳細

渇仰にも似た男の想いに女はどこまで残酷でいられるのか。齢九十を越えた作者が到達した、甘美にして無惨な男の恋物語。渾身の書下し時代ロマン。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    耽美的な要素のない『春琴抄』と言えそうな、マゾ男の物語。お蘭さまは生活のためなのか本能的なものなのか一途さのかけらも無い淫蕩ぶり。一十郎がお蘭さまにふりまわされることを求めているから成立する物語なので、共感できなかった。

  • キムチ さん

    元禄期のものと思いきや、版籍奉還から明治中期にかけてが舞台。 内容は藩主の愛妾であったお蘭に憧憬を抱くあまり、心がフリーズした男の一生・・と言ったら身も蓋もないけど。 明治動乱期にお蘭とひとり息子を身を呈して守って行くはずだったが・・お蘭はその美貌と手連を活かして博文、退助、渋澤、慶喜、終いには年下の三条公の庶子と渡り歩き、そのつてで息子は留学、出世の一途を歩く。 だが一十郎は獄に。そのあとの何と悲惨な人生。 時代を今に移しても設定できそうな笑うほど哀れなお話。

  • 竜王五代の人 さん

    「駿河城御前試合」で武士はマゾ、と喝破した(うろおぼえ)作者ならではの作品。主君を崇め忠実に勤務に精励する武士一十郎が、美貌で融通無碍な藩主の側室お蘭さまと出会ってしまったことで生まれつきのマゾ体質が一層引き出されていく一生を描く。これも山口貴由先生の絵が合いそうな気がする(別な人で漫画化されたそうだが)。

  • eazy さん

    幕末、ある小藩が戊辰戦争に巻き込まれ、殿様の愛妾・お蘭さまと幼い若君が密かに城から落ちることとなった。警護役に抜擢された一十郎は剣の達人だが無骨で真面目だけが取り柄の下級武士。維新後も世間の目から隠れて美貌のお蘭さまをかくまい続ける生活の中で、お蘭さまと一十郎の主従関係は、しだいに一十郎の不器用でマゾヒスティックな、一途の奉仕愛へと昇華されてゆく・・。

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人物・団体紹介

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南条範夫

明治41(1908)年、東京生れ。東京大学法学部を卒業後、さらに経済学部を卒業し助手となる。以後、満鉄勤務などを経て戦後は教壇に立ち昭和54年まで国学院大学経済学部教授。傍ら作家として活躍、31年、「灯台鬼」で第35回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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