少年曹操

草森紳一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163188805
ISBN 10 : 4163188800
フォーマット
出版社
発行年月
1999年12月
日本
追加情報
:
216p;20

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読書メーターレビュー

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  • 明智紫苑 さん

    斎藤環氏のヤンキー本を読んだあとだけになおさら思うのだが、曹操も劉備も孫権も血中ヤンキー濃度が高い人に思える。そんなこの人たちの対極にあるのが、始皇帝や王莽、さらには古代エジプトのアクエンアテンなどの「キング・オブ・オタク」たちだと思う。

  • 千尋 さん

    三国時代に魏の礎を築き、戦略家・政治家・文人としてのカリスマ性を備わっていた曹操の魅力を任侠道の「少年」(=清流としての若者)の観点から詩文等を通して考察している本**かつては「少年」として共に戦い・・後に官渡の戦いで対立した袁紹と曹操の関係が主に書かれており、以前よりも曹操様の事をよく知る事が出来て面白かったです**

  • きりく さん

    実史に残る詩文や注釈を元に曹操像をフューチャーした本。…この詩はこの戦いの中で曹操が歌ったなど著者の解釈が載っています。とくに詩の解釈が素晴らしかった! 曹操さんの息遣いまで蘇ってきそうです。

  • 韓信 さん

    著者の研究対象だった李賀や曹操自身の詩文、さらには『孫子』への注釈から、「少年(遊侠)」という性質に着目して曹操を掘り下げる異色評伝。同じ少年としてライバルであった袁紹との関係も重視しているため、河北平定戦をやたらと詳細に描いている点は面白く、また李賀をはじめ後世の詩人の曹操イメージを伺えるのも興味深いが、歴史観という点では、曹操の行動をあまりにも『孫子』に引き付けて読み解きすぎだし、赤壁の戦いを孫権に会いたくなった曹操の示威的軍事パレードと解するのも小説的というかロマンチックに過ぎて、問題だらけである。

  • garyou さん

    曹操だつたら李賀を重用したらうか。したかな。したかも。そんなことを考へながら読むうち、この世ではないところへつれて行かれる感覚に襲はれること一度ならず。これが筆圧の高い文章の力なのだらうか。

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人物・団体紹介

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草森紳一

1938年、北海道生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。雑誌編集者を経て、文筆家に。写真、マンガ、広告、デザイン、建築、美術、幕末、李賀など多岐にわたるジャンルで博覧強記の書き手として知られた。73年、『江戸のデザイン』で毎日出版文化賞受賞。2008年3月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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