てのひらの闇

藤原伊織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163187600
ISBN 10 : 416318760X
フォーマット
出版社
発行年月
1999年10月
日本
追加情報
:
379p;20

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いつでも母さん さん

    多分お初の作家さん。どことなく誰かの何かの作品と、ダブる感じもしないではないのだが・・とにかく読み切った。こんな堀江のような男は『ほおっておけない』タイプの女性が居そうだ(笑)私は、出来る部下の大原が好きだが。しかし、結局何が言いたかったのだろう。作品的に中途半端な感じがしてならないのだが。読み方が足りないな自分・・きっと私には合わないのかもなぁ・・

  • 紫 綺 さん

    文庫にて読了。壮大にして高潔、純粋な愛をハードボイルドタッチで描く、ヤクザ絡みの長編ミステリー。

  • スノーシェルター さん

    かっこ良かった。主人公は風邪をひいているせいで、しょぼくれているはずなのに、強くてかっこいい。裏社会は怖いけれど、この中に出てくる男達は魅力的に見えてしまう。暴力的だけれど、賢い人が多くて、楽しく読めた。

  • James Hayashi さん

    出だしが超一級のオモシロさ。ビジネスマンとしてプロフェッショナリズムを感じるような描写でとても響いた。もちろん中盤も後半もいい。しかしながら話が少し難しかった。裏稼業も姿をあわらし、主役の過去も滲み出てくると、自分の手からは遠のいていった感じ。出来栄えが悪いのでなく、単に個人的に食欲を失ってしまっただけ。これは再読リストに入れるべき作品であり、長年積ん読の「名残り火」も読まなくては。

  • えみ さん

    おじさん頑張るなぁ。とただただ思った。恩義ある人の自殺理由を知りたい。会社も家族さえ納得しているのに、心のうちは分からないけれど個人的興味というだけで命を危険に晒してヤクザと交渉、自殺の背景本当のことを探りだす。希望退職に応じ、あと少しで会社を去るサラリーマン・堀江の最後の務めがいつの間にか思いもよらぬ方向へ走り出す。そして堀江の周りを固める女性陣がめちゃくちゃ魅力的。強い、綺麗、頭が切れる、バイクの運転最強。暴力団と互角に渡り合える堀江の過去の傷や宮仕えの悲しさがきちんと読者に伝わるように描かれていた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

藤原伊織

1948年、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。広告代理店に勤務する傍ら、執筆を始める。85年「ダックスフントのワープ」で第9回すばる文学賞を受賞。95年、「テロリストのパラソル」で第41回江戸川乱歩賞を受賞。同作品は翌年、第114回直木賞も受賞した。2007年、食道癌のため59歳で永眠(本デー

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品