ゲルマニウムの夜

花村萬月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163180700
ISBN 10 : 4163180702
フォーマット
出版社
発行年月
1998年09月
日本
追加情報
:
20cm,251p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    1998年上半期芥川賞受賞作。著者の幾分かは自伝的な要素を持つ作品。聖と性を描くが、徹底性を欠くようにも思われる。禁忌を犯すこと、すなわち涜聖に逆説的な快感を求めるのは、サドをはじめとしたヨーロッパ文学のある種の伝統でもあるが、本書ではカトリシズムに重みがないために表層的なものに終わった感も否めない。随所に著者の強烈な個性の片鱗は窺えるが、この小説ではまだそれが十分に発揮されているとまではいかない。「王国の犬」にしても、カトリシズムは絶対を措定し得てはいないのであり、したがって素材の域を出ないのだ。

  • 遥かなる想い さん

    第119回(1998年上半期)芥川賞受賞作。花村萬月のこの作品はエロスとバイオレンスの塊であり、 物語も「衝動的に殺人を犯した青年」が、自分が育った教護院に逃げ隠れ、修道女を犯し・・という展開で、正直全編に漂う暴力的な雰囲気に圧倒されていた。映画化もされ、評判となったが、私はあまり好きにはなれなかった。

  • 🅼🆈½ ユニス™ さん

    極端な暴力とフェティシズムを通して神に対する人間の挑発を照明した作品だと私は理解しているけど、これって本当に芥川賞を獲った作品だよね?物凄いインパクトのある一冊だった。

  • Koichiro Minematsu さん

    芥川作品という事で、今さら読みました。この時代に、この歳(53)になって、思ったのは、主人公が生きているとは、どういう事かを、未完な彼は殺人にしても、強姦にしても欲望が発するままに行動することでしか理解はできない。が、逃げ込むことになる社会、大人はそれらの世界でのあるべき姿で、悟らせようとすることで、人としての美しさを教示しようとするが、宗教の正解にも疑念がある。性と力は美しくない描写の世界でしか存在しえないとしか思考できない主人公の偏り感に絶句。

  • Take@磨穿鉄靴 さん

    まず表紙のデザインが気持ち悪い。本文の方も序盤からグロテスクな描写が続く。徹頭徹尾物事の気色の悪い部分にフォーカスしていて最後まで読めるかと不安になったが途中から癖になる感じがあって我ながら少し不安になった。どんな層をターゲットに書いているのか分からないけど著者の精神は多分いわゆる普通の状態ではなさそう。なんとも不思議な世界だった。あと童貞様とか童貞とか出てきて紛らわしかったけど童貞様ってシスターの呼称と言うことをこの本で初めて知った。もう読みたく無いけどまた読んでしまうかも。★★★☆☆

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人物・団体紹介

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花村萬月

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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