くっすん大黒

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163168203
ISBN 10 : 4163168206
フォーマット
出版社
発行年月
1997年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
INU ,  
追加情報
:
20cm,173p
20cm,173p

商品説明

一生遊んで暮らしたい。賞讃と悪罵と二つながら浴びた戦慄のデビュー作!第116回芥川賞候補作品収録。すべては大黒を拾ってから始まった!? ありがちな日常のような異次元世界を見事描く注目の大型新人登場。「河原のアパラ」を併録。

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処女作がこのクオリティタダごとではありま...

投稿日:2005/07/26 (火)

処女作がこのクオリティタダごとではありません。天才はいるのです。

love さん | 東京都 | 不明

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くっすん大黒、だぁいすきです!!楠木だか...

投稿日:2004/03/24 (水)

くっすん大黒、だぁいすきです!!楠木だから、「くっすん」。町田さんは天才である!

ゆう★ さん | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • じろー さん

    愚かさがまぶしい。

  • 更夜 さん

    「(町田康さんを)素人が初めて見ると病気だと思う」と誰かが書いていたのですが、町田康さんのデビュー作で、芥川賞、三島賞候補になり他にも賞をとっていて、いきなりデビューから飛ばしております。ただ、無造作にバッドトリップしているだけではなく、ものすごい文学の基礎があると思うのです。それが時々ふとしたところででてきて、異常なようで、所々正常すぎるほど健全な事も書くという、そのブレンド具合がだんだんくせになってくるのですね。 並び方は断然、フォーク並び。こんなもの捨ててやる!といいつつゴミは分別ね。

  • ひねもすのたり さん

    今さらながら町田康さん初読みです。 本書には二篇が収められています。町田さんのデビュー作である表題作は定職に就かずフラフラと生きている男が主人公。 固定観念の枠から外れたキャラクターと、どこに着地するのかわからない展開がツボでした。 私は純文学的な側面から語る術を持ちませんが、単純に笑えて面白い作品だと感じました。 万人向けとは言い難いですが、戌井昭人さんあたりがお好きな方ならたぶんハマると思います。 次は『きれぎれ』行ってみます。 ★4 

  • KASAO さん

    昔のバイト先の上司が推していたので、いつか読みたいと思っていた著者。図書館から借りて読了。二人の駄目そうな男が妙な仕事をこなすにあたっての珍道中を描いた二つの短編で構成されている。読んだことはないけど、東海道中膝栗毛みたいな感じ。ノリでしてるような二人の会話が面白かった。ちなみに二つの短編の登場人物は別々。

  • reo さん

    「くっすん大黒」と「河原のアパラ」2作の短編集。3年前のある日、働くのは嫌だな、毎日遊んで暮らしたいな、と思い、思い立ったが吉日とばかりに、その瞬間から仕事を辞めくる日もくる日も酒を飲んでぶらぶらしている。俺、楠木。当然、嫁は金目の物を全部持って家出してしまった。しゃーないからただ一人の友だち菊池の家に、座りの悪い大黒様の置物を手土産に転がり込む。この菊池も頼んなさは楠木とちょぼちょぼ。取り敢えず頭に浮かんだ━を文章に起こしただけのような本。2作品とも主人公と連れの二人のダメさ加減は分かるが…。そんだけ。

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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