胸の香り

宮本輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163163000
ISBN 10 : 416316300X
フォーマット
出版社
発行年月
1996年06月
日本
追加情報
:
20cm,196p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ さん

    こちら読メで知った作品です。さすが宮本先生の作品で、素晴らしく完成度の高い短編集となっています。家族をテーマにしたり、不倫を扱ったりと様々な内容の話が7編おさめられており、どの作品も読み始めて間もなく、その世界にすいこまれていきます。一見地味な作風のイメージであり、なかなか手が出ない作家さんではありましたが、文章の質の高さはやはりさすがです。こういう作品をじっくりと読み重ねていけるコトが読書の醍醐味なのかもしれません。他にも素晴らしい作品を多数書かれている作家さんなので、ぜひ他の作品も読んでみようかなと。

  • あつひめ さん

    短いに人の人生を紡ぎだす技術。長編では見られない簡潔で尚且つ深い感情を見出すことができる7編。手短に宮本ワールドに浸りたいときにはもってこいの短編集かもしれない。短編はクドクドしていないところがいい。やはり、タイトル作品は、じんわりと謎を解くような・・・導かれるような気持ちで読んだ。が、しかし・・・やっぱり男なんだなぁというオチがあるのには苦笑した。もうしばらくは宮本ワールドに浸りたい気もする。

  • ゆみねこ さん

    7編の短編からなる。「月に浮かぶ」「舟を焼く」を読み終えた時点で不倫もの苦手な自分には向かないかもと思ったものの、全編読了。「胸の香り」は長編の「にぎやかな天地」のベースになったのかなと思わせるような舞台設定。やはり7編の中では表題作でもあるこの作品が好きだ。宮本さんの作品は長編がいいなと改めて思った。

  • 風祭 さん

    面白かった。最初から3本目までは不倫でうんざりしたが、それ以降は良かった。最後の作品が好き。

  • カモノハシZOO  さん

    20代の頃は全く読む気しなかったけど。なんかまた再ブレークの兆し?今度は読もう。この本の主題は母かな、でも、錦繍(唯一読んだ宮本作品)のにおいはするね。するっと読めました。でも読んでもすぐ忘れちゃうんだよな。まっいいか。

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人物・団体紹介

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宮本輝

1947年3月6日兵庫県生まれ。77年『泥の河』で第13回太宰治賞を受賞しデビュー。78年『螢川』で第78回芥川龍之介賞、87年『優駿』で第21回吉川英治文学賞を受賞。2004年『約束の冬』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門を、09年『骸骨ビルの庭』で第13回司馬遼太郎賞を受賞。また同年、紫綬

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