白球残映

赤瀬川隼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163155500
ISBN 10 : 4163155503
フォーマット
出版社
発行年月
1995年05月
日本
追加情報
:
257p;20

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    初読みの作家さん&直木賞受賞作品で、野球好きにはたまらない作品でした。5編からなる短編集で、中盤からの3編は野球を題材にした内容です。『陽炎球場』は少しファンタジーな感じも残す絶妙な雰囲気で、横浜ファンには懐かしい助っ人選手も登場します。『春の挽歌』はまさかまさかの人間ドラマが待ち受けており、かまえて読んでいなかったせいか思わず涙してしまいました。近鉄VSヤクルトの描写の中でも懐かしの選手たちが登場します。『消えたエース』はまさに和製「フィールド・オブ・ドリームス」でした。父と子のドラマに震えました。

  • みかん🍊 さん

    直木賞受賞作品、野球小説が好きならと読友さんからのお薦めで読みました。少年、青年、壮年、初老を主人公にした5編からなる短編集、最後の「消えたエース」が一番好きでした、作者の野球愛溢れた作品、何故絶頂期にあったエースは突然引退したのか、そこにはある理由があった、わくわくさせられる後味のいい優しい作品でした。

  • さんつきくん さん

    5作からなる短編集。「ほとほと」と「夜行列車」は片思いの失恋を、あと3作は野球を絡めた作品。著者の野球愛がずしりとくる一冊。失恋2作品は戦後間もない頃の話しをクラシック音楽に乗せて。野球3作品は短編だけれど、大河小説の意味合いが強かった。「陽炎球場」はトレードされたベテラン選手の苦悩を。「春の挽歌」は死んだ一人の男の謎めいた過去を、お世話になった野球人達によって明らかにされていく様を。「消えたエース」は絶頂期に突然引退したエースのその後を。それぞれ描いた作品だった。オープン戦の描写が多かった。

  • moonanddai さん

    「球は転々…」以来の赤瀬川さん、なので相当久しぶり。「(著者が言う)野球小説」はプレーに緊張感がありますね。私なんか球場へ行ったらまずビールで、最後どちらが勝ったかも分からなくなるような始末…。初回、「守備に散っていく選手たちは一様にはにかみ屋の少年で」、プレーボールとともに「一斉に牙をむく」なんて、(その辺はまだ正気でいるので)わかりますね、なんとなく。

  • 八本足 さん

    第113回直木賞受賞作。野球はそれほど興味はないけど、野球それもオープン戦を見に行きたくなる作品です。

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人物・団体紹介

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赤瀬川隼

1931年(昭和6年)11月5日‐2015年(平成27年)1月26日、享年83。三重県出身。1995年『白球残映』で第113回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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