秘太刀馬の骨

藤沢周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163136400
ISBN 10 : 4163136401
フォーマット
出版社
発行年月
1992年12月
日本
追加情報
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20cm,294p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • taku さん

    【海坂藩城下町 第5回読書の集い「冬」イベント】強引な体当り捜査の探偵と、公私ともに微妙な立場になる助手のホームズオマージュ。冗談です。藤沢エッセンスの香り高い一品。単調になりがちかと思われた展開を、隠された真実で斬り返す作者が秘剣遣い。謎解きものの装いだけど、登場人物が抱え持つ事情というものこそ藤沢作品の興趣。それにしても馬の骨とはね。冒頭で引用している句に真意がありそうだな。

  • アーミー さん

    「馬の骨」という名の秘太刀。誰が伝授しているのか、そしてなぜそれを隠しているのか。興味津々で読んでいけました。主人公の妻が子供を失くして以来病気となり、夫婦間のいざこざも交えながら、ミステリーのようにドキドキしながら読めます。最後は藤沢さんらしいオチがあり、涙が出そうになりました。こんな夫婦はいいなあとつくづく思いました。

  • eipero25 さん

    秘伝の剣を伝授されたのは誰なのかを、追求する本筋よりも半十郎の人となりや家庭問題に魅かれた。 剣士や武士がたくさん出て少しややこしいけれど、そんなことにこだわらなくてもじゅうぶん楽しめる。  お家騒動も練られてはいるが、やはり藤沢さんの表現する1人1人のキャラクターがいいですね。 NHKのドラマは見ていないけど、銀次郎(内野聖陽)を全面に出したのでは?原作は違うからね。

  • 悠々人 さん

    秘太刀馬の骨の秘密解明も面白かったですが、浅沼半十郎の妻杉江がどのように回復するかに興味ありました。やはり、夫婦は良いですね。

  • とも さん

    すごく面白かったです。

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