孟夏の太陽

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163127200
ISBN 10 : 4163127208
フォーマット
出版社
発行年月
1991年09月
日本
追加情報
:
20cm,291p

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読書メーターレビュー

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  • Tanaka9999 さん

    1991年第1刷、文藝春秋の単行本。4編。春秋時代の趙氏の4人。晋の六卿のうち三晋のうち魏、韓、最後まで争った知氏の人物は春秋左氏伝等にはあまり出てこないような気がする。趙氏は出てくる方ではないだろうか。趙氏の4人を取り上げているが、あまりエピソードのない人物は取り上げず、想像をもあまりいれずエピソードを仕立て上げている。さて、知氏の最後のエピソードはどこまで事実なのだろうか。言い換えれば智瑶の傲慢さはどこまでか? 野望があったのは事実だろうし、最後の詰めを誤ったぐらいなのではないだろうか。

  • 星落秋風五丈原 さん

    趙氏にまつわるいずれの短編も優れているが、月下の彦士ほど心を打ったものはない。このエピソードは『運命の子』として映画化されているが、ややドラマティックになり過ぎている。本作の方が程嬰(ていえい)と、趙朔の父の葬儀の折りに、 墓場で哭いていた公孫杵臼(こうそんぎきゅう)が地味であり、だからこそこの言葉の重みが伝わるのだ。「趙主とのつきあいの長さや深さから、あなたには、むずかしいほうを 引き受けていただきましょう。わたしは、たやすいほうを引き受けます。」

  • めぐみこ さん

    東周から春秋時代の約200年に渡る趙氏の人物伝。主役である趙家の人々も勿論すごいのだが、家臣達も傑物揃い。一番好きなのは「月下の彦士」。前の話で予告された奇禍をどう切り抜けるのか、ハラハラしながら読んだ。

  • KAZY さん

    晋が三晋(魏韓趙)に分かれていく過程を歴代の魏主の目で見ているようだった。介子推・重耳と読んだのですんなり入り込めた。

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人物・団体紹介

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、’01年、『子産』で吉川英治文学賞を、’04年、菊池寛賞を、’16

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